11・2全国労働者集会へ 10・5全国集会 スクラムデモで渋谷を席巻 中国侵略戦争阻止、極右・高市打倒へ
11・2全国労働者集会へ
10・5全国集会
スクラムデモで渋谷を席巻
中国侵略戦争阻止、極右・高市打倒へ

没落し国内外の危機にあえぐ米トランプ政権は、日欧帝国主義を経済的・軍事的に締め上げつつ動員し、中国侵略戦争へと突進している。新たに公表される「国家防衛戦略」では「力による平和」を柱に、これまでの「あいまい戦略」からの転換をかけて、「台湾有事」への軍事介入を明確にしようとしている。日帝はこの中国侵略戦争の積極的推進者となる以外に自己の延命の道はない。日本における反戦闘争の爆発が国際階級闘争にとっても決定的だ。800人の結集で大成功した10・5全国集会・渋谷反戦デモの高揚を引き継ぎ、帝国主義打倒の反戦闘争を巨万の規模で爆発させよう。国鉄1047名解雇撤回、階級的労働運動の復権、闘う労働組合の全国ネットワーク建設を訴え、動労千葉が呼びかける11月集会にこそ「戦争を止め社会を変える力」がある。極右・高市政権の登場と対決し、11・2全国労働者集会への大結集を勝ちとろう。
改憲・戦争阻止!大行進が呼びかける10・5全国集会・渋谷反戦デモに800人が結集した。三里塚現地からは反対同盟の伊藤信晴さん、宮本麻子さん、現闘が参加し、伊藤さんが連帯発言に立ち、10・12三里塚全国集会への大結集を呼びかけた。(別掲)
10・7の歴史的な蜂起から2年、ガザ大虐殺―パレスチナ抹殺攻撃を許さず、イスラエルを支える米日帝国主義を打倒することこそがパレスチナ連帯闘争の核心であり、また前日の自民党総裁選で勝利した極右・高市打倒の立場を鮮明にした闘いとなった。米日帝国主義による中国侵略戦争阻止へ「連帯し侵略を内乱へ」を貫く集会の大高揚と、白ヘルメットの大隊列による戦闘的デモが闘いとられた。
基調報告では、米トランプ政権が戦争省を始動させ「防御でなく戦争の準備を。戦士の精神を取り戻す」(ヘグセス戦争長官)と叫び、10月中にも新たな「国家防衛戦略」を策定し、米本土の戦場化も見据えた「台湾有事」への軍事介入を明確にしようとしていることを暴露・弾劾した。さらに高市新政権発足・今秋臨時国会を見据え、大軍拡・戦争国家体制構築との大決戦となることを確認し、月末のトランプ訪日・日米首脳会談の一連の過程が中国侵略戦争への全面的突入情勢との大激突・決戦であると明らかにした。首都中枢での政権打倒の反戦闘争、安保・沖縄闘争、反基地闘争の内乱的発展へ全力で闘い、帝国主義打倒の展望を開く国際反戦闘争として、動労千葉が呼びかける11・2全国労働者集会への結集を訴えた。
集会発言では、この間の革命的女性解放闘争の必死の格闘と前進、運動体の根底的な変革を切り開いてきた仲間たちが次々とマイクを握り、石田真弓による女性差別・性暴力とそれを擁護する学生グループに怒りをたたきつけ、粉砕・打倒すると宣言した。
圧巻だったのは石田一派と決別、対決して決起した学生の断固とした登場だ。学生運動の新たな爆発への力強い前進を全参加者が実感した。
集会後、戦闘的デモの大隊列で渋谷の街を席巻。多くの支持と共感の声が寄せられた。
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「ガザ終戦計画」に怒る
反対同盟白桝 伊藤信晴さん
今テレビをつければ米トランプ大統領が出てきて、誰かを攻撃し、また何かを破壊するというとんでもない発言ばかりが続いております。そうした中で、9月29日、トランプはガザの包括的な戦争終結計画「和平案」についてイスラエル首相のネタニヤフと合意したと発表しました。
ふざけるんじゃない! 6万7千人以上の人民を虐殺し、さらには今なおガザに侵攻しているではないか。そんなやつらが「和平」などという言葉を使うことなど1ミリも許されません。そもそもネタニヤフは戦争犯罪者です。
日帝はあの第2次世界大戦において三光作戦(日本軍が華北の抗日ゲリラの根拠地に対して展開した殺し尽くし・焼き尽くし・奪い尽くす無人区化政策)のように中国人民を残忍な形で虐殺しておきながら居直り続け、また再び中国侵略戦争に突入しようという事態の中で、イスラエルや米帝を容認・支持しております。
私たちがここで本当に日帝のあくらつさ、石破の国連でのペテン的な発言、それらに怒りをもって決起し、弾劾しなければなりません。
三里塚はこの間、耕作権裁判、団結街道裁判の一審判決が下りました。それは法治国家の建前をかなぐり捨てた、まさに政治的な極反動的な判決であります。これらの判決はある面では予想されたとは言え、絶対に許すことはできません。
私たちはこの情勢の中で、成田市赤坂公園で10・12全国集会を開催します。
市東さんの南台農地を守ること、空港機能強化を粉砕すること、日帝・高市を打倒すること、これらが集会の3本柱です。その中で、市東孝雄さんはもちろんのこと、空港機能強化に反対している住民、さらには騒音下住民150人の原告団も元気に闘いぬいております。
三里塚空港を包囲しているこの陣形をさらにうち固めるため、10・12への結集をぜひよろしくお願いしたいと思います。
私たちはみなさんと共に闘いぬくことを決意表明し、連帯のあいさつにします。