新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 反戦闘争の爆発を 2026年決戦、南台から 三里塚現地闘争本部員 二川 光
週刊『三里塚』02頁(1174号02面02)(2025/12/22)
新版・現闘員奮闘中!日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
反戦闘争の爆発を
2026年決戦、南台から
三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 米海軍横須賀基地に進撃する白ヘルメット部隊【7日】)
寒さが本格化し、防寒具が手放せない季節になりました。同時に年末にむけて師走と呼ぶに相応しい忙しさになりそうです。
石破政権から高市政権に代わり、帝国主義の打倒を掲げて闘ってきた反戦闘争の地平を更に推し進めなければなりませんし、戦時体制の構築を粉砕していく労働者の闘いを作り出さなければなりません。
12月7日の日経新聞では「防衛産業の裾野を育成することで経済成長の一助になる」という見出しをつけ、護衛艦1隻につき8300社が供給網に加わることで経済の活性化が出来るとうそぶいた記事が出ていて、読んで怒りがわきました。現代が帝国主義の社会である限り、世界の再分割をかけた帝国主義の世界戦争に行き着かざるを得ません。更に「存立危機事態」に言及し中国からの戦争挑発を意図的に引き出し、排外主義宣伝を強めています。米日が共同して統合軍事演習を強化し中国に対する侵略戦争に踏み込もうとしています。この社会を根底からひっくり返す闘いが今こそ必要です。
この1年は自分自身としても精神的に葛藤することが多く、今までの自らの在り方を見直し改める1年だったと思います。労働者階級と共に闘うということは今までの内輪的あり方ではなく、自らを階級移行させて変革していくことからしか始まりません。石田一派はこの当たり前のことを拒絶した結果、革命を目指す組織を憎み、虚実を交えた内部組織情報を値段をつけて売りさばくほどにまで腐敗しました。本当に立場がはっきりしました。
石田一派に対しては巨大な反戦闘争の爆発で決着をつけることだと思います。12・23新宿デモ、1・3渋谷反戦デモ(土曜日午前11時半、神宮通公園)に集まろう。
月1回の周辺一斉行動で第3滑走路建設の予定地周辺にビラまきしていますが、反対同盟が民間空港の軍事空港化を粉砕している不屈・非妥協の闘いは住民を励まし、信頼関係を築いています。市東さんを先頭とした反対同盟の闘いが戦争絶対反対の意思を伝播(でんぱ)させていると感じています。
2026年に決戦を迎える市東さんの南台農地は、労働者や学生、市民の汗が染み込んだ農地であり労働者階級が闘い守り抜いてきた農地です。国と日々闘っている三里塚闘争を多くの人びとが広めてほしいと思います。2026年、高市を打倒する荒々しい闘いを市東さんの南台農地から開始しましょう。自分はその先頭に立ちます。1月11日の旗開きへ!