3・29芝山現地闘争へ 「第2の開港」を粉砕しよう イラン侵略弾劾!軍事空港許すな

週刊『三里塚』02頁(1180号01面01)(2026/03/23)


3・29芝山現地闘争へ
 「第2の開港」を粉砕しよう
 イラン侵略弾劾!軍事空港許すな


 横須賀が母港の米イージス艦からイラン人民に向けてミサイルが発射された。自衛隊のホルムズ海峡への派兵も狙われている。日本がイラン侵略戦争の出撃拠点となっている現実を断じて許すことはできない。今こそ全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒の反戦闘争に立とう。米帝は、「(中国が)台湾を奪い取る試みを阻止するために米国と同盟国の能力を強化する」と宣言し、「第1列島線を死守する、その第1次的責任は日本にある」と、防衛費の国内総生産比5%への引き上げ、「米軍による空港・港湾その他の施設の自由な使用」を求めている。この米帝トランプの世界戦略、中国侵略戦争・世界戦争を打ち破る革命的大衆行動が三里塚闘争だ。三里塚芝山連合空港反対同盟が呼びかける3・29芝山現地闘争に全力で駆けつけよう。
 2022年の安保3文書改定閣議決定前後の国会で浜田靖一防衛相(当時)は、「滑走路が長い空港は部隊の運用上有効性が高い」「だが、地元の反対で軍事利用ができないことになっている空港として成田と下地島(沖縄)がある」「平時から自衛隊があらゆる空港を使えるようにしたい」などと述べた。政府はその後、全国40の空港・港湾を「特定利用空港・港湾」に指定し、軍事利用のための拡張工事を進めている。
 日本において現在3500㍍以上の長い滑走路を持つ空港は成田、関空、中部の3つのみ。
 羽田は都心低空飛行ができるよう飛行ルートが変更された。中部は2本目の滑走路建設を進め完全24時間運用が狙われている。「米軍・自衛隊の自由な空港利用」の最大のターゲットは成田だ。成田では機能強化と称して、28年度中の第3滑走路新設、B滑走路の3500㍍化、運用時間延長(午前5時から午前1時)が狙われている。
 この間、主要な国際線旅客便が羽田へと次々と移る中、国・成田空港会社(NAA)は国内最大の貿易港としての成田(港湾を含め貿易額日本1位)を押し出している。そして、成田空港内の刷新(ターミナル、交通アクセス、貨物地区の集約・再編)=「第2の開港」プロジェクトに加え、空港周辺地域も含めた巨大物流拠点・産業拠点としての整備=エアポートシティ構想(ソラト・ナリタ)が打ち出され、大宣伝されている。
 だが肝心の拡張用地の確保のめどが立っていない。今なお拡張予定用地(民有地)の2割弱の127㌶が未買収であり、どれだけ「説明会」を重ねようが機能強化自体に理解など得られるはずもないことは明らかだ。
 供用延期もささやかれ始める中、NAA、国、県、地元自治体が一体となって地権者への圧力をかけている。空港建設以来初の「共同声明」を出し、「機能強化は国にとって必要不可欠な事業」(金子恭之国交相)、「アジアと戦う産業拠点を成田でつくる。県としてもかつてない姿勢で臨んでいる」(熊谷俊人千葉県知事)、「国家プロジェクトの経済波及効果を最大限受け止めるための施策を進める」「(地権者崩しに)いままで以上に踏み込む」(麻生孝之芝山町長)などと、口をそろえている。
 だが、成田における土地収用法の適用を粉砕した三里塚闘争60年の地平はだてではない。任意買収以外の用地取得はできないのだ。
 反対同盟の市東孝雄さん、萩原富夫さんが敷地内農地を守り闘い続けていることは周辺住民に圧倒的な勇気と展望を与えている。だからこそ国家権力の反対同盟への攻撃はより一層激化する。南台農地をめぐる耕作権裁判控訴審は国家権力とのガチンコ勝負だ。全国で三里塚を闘う陣形を拡大し、市東さんの南台農地を守り抜こう。
 3・29芝山現地闘争に大結集し、芝山町中心部で空港絶対反対、成田廃港こそ正義だと反対同盟と共に全力で訴えよう。
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