北総の空の下で 60周年 闘争原則を貫いて

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週刊『三里塚』02頁(1186号02面07)(2026/06/22)


北総の空の下で
 60周年
 闘争原則を貫いて


 6月21日、三里塚闘争60周年の節目にあたり市東孝雄さんの農地死守を誓う農楽まつりに、昨年を倍する210名が集いました。直前まで雨を覚悟して準備していただけに、雨上がりの緑鮮やかな大地に老若男女があふれた一日は壮観でした。椅子席の周りにシートを敷いて会場を広げたり飲み物などを買い足しに走ったり、現場は大わらわでしたが...。
 三世代にわたって60年国家権力と対峙し続ける住民闘争が、既成野党の枠に収まらない人々の結集軸として存在していることの意義は計り知れません。60周年アピールにあるように幾多の強権発動と懐柔策によって分裂と脱落を余儀なくされながらも「一切の話し合い拒否、農地死守、実力闘争」の原則を貫いてきた住民闘争は稀有の存在と言えます。
 NAAは第3滑走路建設をぶち上げたものの農地取得に行き詰まって、自ら封印した土地収用法を持ち出すに至り「またしても?」と世間の耳目を集めています。一方耕作権裁判が長引く中で、10年前に確定した南台農地の一部の明け渡し請求権の時効が迫り、空港会社は新たに提訴。つじつま合わせに躍起です。今秋にも始まると思われる市東さんの耕作権裁判控訴審が当面最大の攻防点です。
 梅雨空が続きます。空梅雨で6月前半から猛暑に見舞われた昨年と比べると真っ当な気がしますが、さてこの先はどうなることか...稲や野菜を育てる慈雨は、繁茂する雑草との格闘も本格化させます。
北里一枝

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