2008年12月13日03:27

西郡住宅裁判闘争の一日行動

 西郡住宅闘争の一日行動が、12日、70人の結集で戦闘的に闘いとられた。大阪地裁前で決起集会を行い、10時から「明け渡し許すな!住宅裁判」の公判へ。傍聴席を埋め尽くし、差し押さえ・明け渡し攻撃と闘う供託者が意見陳述に立ち、「柱に体をくくりつけてでも闘いぬく」という戦闘宣言をたたきつけた。総括集会のあと、堂島公園に移動し集会をかちとった。供託で闘う全国連西郡支部員、八尾北労組、八尾北命と健康を守る会を先頭に、東京からかけつけた杉並支部、品川支部の全国連のきょうだい、闘う労組員が次々と発言し、大阪地裁を包囲するデモに打って出た。

 沿道の労働者の注目を集めビラを熱心に読む姿が目立った。昼の休憩をはさんで午後は弁護士会館で弁護団と供託者が一同に会して裁判闘争について熱のこもった討論が行われた。許せないことに八尾市は、前日、明け渡し提訴されている3人の残りの供託者全員に対し「12月24日までに滞納金を全額払うか来庁しろ。しなければ法的措置をとらざるを得ない」という催告書を送りつけてきた。600万円を超える人もいる。どうやって払えと言うのか! 取り立て屋と同じではないか! 不安と怒りが口々に語られ、団結を固め午後の公判闘争にのぞむ意志一致をかちとった。3時からの「明け渡し許すな!住宅裁判」では、怒りが法廷を圧倒し、催告状を受け取った供託者が意見表明する画期的な勝利をかちとり、閉廷後まで拍手が鳴りやまなかった。八尾市住宅管理課は午前も午後も姿を見せたが、闘う大傍聴団に圧倒され法廷に入ることもできず逃げ去った。大勝利だ!「敵は墓穴を掘った。しかけてくる攻撃を闘いに転化していく」との総括提起のとおり、供託を堅持し団結して一歩も引かず闘いぬこう! 
 次回公判は、「明け渡し許すな!住宅裁判」が3月13日(金)10時から。八尾市側の反論提出期限は2月末。「差し押さえ許すな!住宅裁判」は、2月13日(金)10時から。今日の闘いをさらに上回る結集で闘いぬこう! 

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