2010年1月 1日21:20

神奈川労組交流センターが年明け第1派闘争!

 2010年1月1日、神奈川労組交流センター、合同労組かながわ、婦人民主クラブ全国協議会は、早朝、県内の主要郵便局約30局への全逓元旦ビラまきに決起し、その後直ちにJR川崎駅に結集し、2時間の街頭宣伝を行いました。街宣では500枚のビラをまき、2・13集会への賛同署名と星野署名、『前進』販売をやりきりました。この闘いは、2・13全国労働者集会5000人結集へ向けた神奈川の第1波闘争です。

 神奈川の闘う労働者は、3全総以来40年間、主要全郵便局の全逓元旦ビラまき闘争に決起してきました。産別を越えて古参の同志も青年労働者も、新しい年は全逓元旦ビラから始まります。今年は、郵政民営化破綻の中で全局が朝7時出勤です。当局の妨害を一喝して打ち破り、「お早うございます。ご苦労さまです」と声をかけて次々とビラを渡していきました。「朝早くからご苦労さま」「いつもご苦労さま」と全逓労働者は次々とビラを受けって職場に入っていきました。昨年12月14日の東京銀座局での転落死亡事故に対する怒りはすごい。郵政民営化に対する怒りはすごい。郵政民営化絶対反対、JP労組中央を打倒し、全逓労働者とともに現場から闘う労働組合をつくっていこうと訴えました。
 街頭の労働者もものすごく怒っています。小沢・鳩山民主党政権への怒り、同時に労働組合の名で労働者の闘いを圧殺する連合・体制内指導部への怒りです。ビラの受け取りも昨年以上でした。青年労働者の「国鉄1047名解雇撤回、JR検修全面外注化阻止」「労働者は団結すれば勝利できる」の訴えに、「すべては国鉄・分割民営化から始まった」「団結して闘わねば」と失業中の労働者が2000円のカンパ。30代の女性労働者はすぐに署名に応じ、『前進』を購入しました。「動労千葉の闘いを知っている」という青年労働者との会話が進み、戦後の生産管理闘争を当時21歳で闘ったという高齢者は、「労働運動が後退していく中で活きのいい人が出てきた。うれしい」と、青年労働者の闘いに希望を抱いていました。
 国鉄闘争を訴えることで、怒っている労働者との会話と結合になりました。大恐慌―賃下げ・首切り攻撃の中、「国鉄1047名闘争」が結集軸であり勝利の展望であることが実感できました。2010年1~3月、神奈川は国鉄決戦に総力で突入します。昨年11月集会に勝利した力のすべてを投入し、資本家階級や労働運動の体制内指導部との力関係をこの1~3月の闘いで転換し、民主党・連合政権を打倒します。全国の仲間のみなさん、ともに闘いましょう。(神奈川労組交流センター・S)

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