2008年4月 7日

反戦共同決起集会 3・30三里塚

週刊『前進』08頁(2338号6面3)(2008/04/07)

反戦共同決起集会
 奪還の6人に大拍手
 西郡から熱烈なアピール

 本集会を前に、反戦共同行動委主催の決起集会が開かれ、3・16イラク反戦全世界一斉デモの熱気を再現する熱い盛り上がりを見せた。
 3・9国際婦人デー、3・16イラク反戦闘争と二つのデモで不当逮捕された計6人の青年労働者が次々とマイクを握り、弾圧を粉砕した勝利者として復帰したことを高らかにアピールした。
 「闘うと決めたら絶対に貫く。仲間を裏切らない。この団結があればこの社会をひっくり返せると確信した」
 「初めて逮捕されたが、皆さんの支援で充実した留置場生活だった。団結を固め闘おう」
 「警察の弾圧のおかげで職場に何人もの革命家が生まれた。"弾圧ありがとう"だ」
 「デッチあげで逮捕されてはっきりした。こんなくだらない国家は絶対ぶっ倒す。市東さんの畑を奪おうなんて、われわれの怒りは百万倍だ」
 元気と笑顔が弾ける発言に、歓声が飛んだ。
 八尾市の西郡住宅闘争を闘う仲間の発言には、ひときわ熱い喝采が起きた。八尾北医療センター労組の労働者は、「年金と給料を丸ごと差し押さえられ、供託者はいったん地獄に突き落とされた。プロレタリア革命の旗のもとに固く団結して闘うことが勝利の道だ」と語った。部落解放同盟全国連合会西郡支部のAさんは一家で並び、「応能応益家賃制度に絶対反対し、三里塚との強い団結で闘う。給料・年金差し押さえはわれわれに"死ね"という攻撃。部落解放運動つぶし、労働運動つぶしに対し、11・4労働者集会、3・16闘争で示した団結で闘いぬこう」と決意表明した。
 5・27国労臨大闘争弾圧被告の富田益行さんは、4・26尼崎闘争への大結集を呼びかけた。「3年前の尼崎事故で高見運転士が殺された。あの魔の急カーブを絶対に元に戻す、線路をめくる、そういう闘いをやりぬく。第2次国鉄決戦の爆発として尼崎闘争に結集を」と熱烈に訴えた。