2008年6月16日

六ケ所村 日本原燃に抗議 8・6-8・9実行委員会 “再処理中止せよ”

週刊『前進』06頁(2347号5面3)(2008/06/16)

六ケ所村 日本原燃に抗議
 8・6-8・9実行委員会 “再処理中止せよ”

 翌8日、8・6—8・9実行委は、核サミット厳戒体制をはねのけ、六ケ所村にある日本原燃再処理工場正門前に登場した(写真)。核兵器の材料プルトニウムを本格的に取り出そうとしていることを許さないためだ。
 警備員と私服車・パトカーの弾圧を糾弾し、全員が抗議行動を行った。申し入れ要求に対し、陰に隠れて姿を現そうとしない日本原燃。何が「平和利用の施設」「社会に信頼される企業」か!
 「原燃の責任者は出てこい!」。怒りの声がたたきつけられた。やっと出てきた警備会社隊長の「休日で責任者はいない」という回答に、「放射能を扱う工場に責任者がいないのか」と徹底的な追及が行われた。黙り込む隊長。激しい怒りが渦巻いた。
 実行委の三角代表が、日本原燃社長・兒島伊佐美あての「再処理の即時中止を求める緊急声明」を読み上げた。必ず手渡すよう警備隊長に確約させて申入書を受け取らせた。
 最後に、日帝の核武装化攻撃の元凶・日本原燃資本を弾劾し、工場の現場労働者への熱い連帯を込めて、「ただちに再処理を中止せよ!」「労働者に被曝(ひばく)労働を強制するな!」「死の商人・三菱と一体で日本の核武装を推進するな!」などのシュプレヒコールをたたきつけた。