2008年10月 6日

星野パンフ活用を 階級的労働運動の力で星野同志を取り戻そう

週刊『前進』08頁(2362号8面3)(2008/10/06)

星野パンフ活用を
 階級的労働運動の力で星野同志を取り戻そう

 獄中34年、星野文昭同志奪還のための決定的なパンフレット、「7・14最高裁の特別抗告棄却決定を許すな!/星野文昭同志を奪還しよう」が、8月に革共同救対部から発行された。
 パンフレットは、全国で星野同志奪還闘争を闘う同志たちが、第1次再審棄却攻撃に怒りを燃やし、それを跳ね返して、なんとしても無期の獄中から星野同志を奪還したいと、懸命な議論を積み重ねて作成された。階級的労働運動の白熱的実践、塩川一派への徹底批判をとおしてつかみとった、星野同志奪還闘争の新たな路線を全面的に提起した画期的なパンフだ。
 第一に、星野同志の闘いの階級的意義と勝利性を全面的に明らかにしている。
 国家権力は、71年安保・沖縄闘争の爆発から70年代階級闘争の本格的発展へ進もうとした青年労働者・学生の闘いを圧殺するために、星野同志にデッチあげ無期攻撃という極限的弾圧を加えた。しかし、星野同志はこれに屈せず、国家権力と非妥協の絶対反対闘争を34年間貫いてきた。星野同志は「わたしのたたかいが、革共同の本物性、正義性、勝利性を指し示している」と、確信に満ちて語っている。
 世界金融大恐慌が始まり、プロレタリア世界革命への歴史の大激動期の開始を告げている。
 この時代を切り開くのが、新自由主義攻撃と真っ向から闘い続ける動労千葉であり、資本・体制内労働運動と非妥協で激突する青年労働者の闘いであり、法政大学で処分・逮捕・起訴攻撃を跳ね返して前進する学生戦線の闘いであり、34年間デッチあげ無期攻撃と絶対反対で闘う星野同志の闘いだ。
 星野同志と獄中で闘う20人の学生同志は完全に一体となった。獄中の学生たちは、織田委員長が星野同志と面会し、固く手を握りあったことに心から感動し、裁判での意見陳述で、異口同音に「星野同志の奪還を誓う」と宣言している。獄壁による分断を打ち破って星野同志と団結しよう。青年労働者・学生の中へ団結を拡大しよう。
 第二に、階級的労働運動路線こそ星野奪還をかちとる道であることを鮮明にさせている。
 一つは、塩川一派打倒の闘いである。「完黙はケースバイケース」「権力との闘いは取引だ」と恥ずかしげもなく公言する塩川一派と、星野同志の不屈・非転向の獄中闘争とは1ミリも相入れない。権力に屈服し、スパイ集団へ転落した塩川一派の介入策動を粉砕しよう。
 二つは、最高裁の特別抗告棄却決定を徹底弾劾し、第2次再審請求へ力強く進むことだ。国家権力の悪質なデッチあげをどうして許すことができるか。怒りの再審闘争で裁判所をぶっとばそう。
 三つは、「星野さんを救う会」を全国津々浦々に拡大することだ。無実の星野同志を34年間も獄中に閉じ込めている国家権力への怒りを噴出させ、労働者階級人民の新自由主義への激しい怒りと結合し、「星野さんをとりもどそう」の広範な決起を生み出そう。
 このパンフを活用し、11・2労働者集会と11・29星野奪還全国集会への大結集をかちとろう。