2008年11月 3日

新刊紹介 コミューン 12月号 国鉄解雇の撤回を

週刊『前進』08頁(2366号4面2)(2008/11/03)

コミューン 12月号
 国鉄解雇の撤回を

 現在の階級闘争の最大の激突点は国鉄労働運動だ。動労千葉のように国鉄分割・民営化絶対反対と解雇撤回を断固貫き、職場のJR体制打倒に向けた不抜の団結を形成して闘うのか、それとも4者・4団体のように解雇撤回を投げ捨て、国鉄・分割民営化攻撃を容認し、1047名闘争を最終的に解体し国労の解散・連合化への道を進むのか、決定的な分岐と対立が激化している。
 第1章は、国鉄1047名闘争において、動労千葉を排除し、解雇撤回を投げ捨てる4者・4団体路線を、7月東京高裁南裁判長の和解提案以後に絞って徹底的に批判。
 第2章は、国鉄闘争勝利のために、国労5・27臨大闘争弾圧との闘いの意義を全面的に明らかにしている。この闘いは、4者・4団体が投げ捨てた「1047名解雇撤回」を動労千葉とともに原則的に貫徹し、国労を再生する闘いである。
 第3章は、国鉄闘争20年の先頭に立ってきた動労千葉の歴史を振り返り、マルクス主義に基づく階級的労働運動路線の正しさを明らかにしている。全体をつうじて、4者・4団体路線に対するトータルな批判がなされている。
 翻訳資料は「米・金融救済策に反対する闘いの報道」。巨大金融機関に対する救済策に怒る労働者人民のデモをリアルに伝える。