2009年4月 6日

市東孝雄さんの闘いの決意 胸を張り畑を耕し続ける

週刊『前進』08頁(2386号3面2)(2009/04/06)

市東孝雄さんの闘いの決意
 胸を張り畑を耕し続ける

 農地法第1条は「耕す者に権利あり」。今話題の映画の中でも、ゲバラが「土地はそこを耕す農民のものだ」と叫ぶそうです。
 私は胸を張ってこれまでどおり畑を耕作していきたいと思います。
 今国会ではこの農地法の大本を削り取るとしています。私は自分の畑を耕すことで、企業優先、農家切り捨てに対し闘っていきます。
 この2月3日に三つ目の裁判が始まりました。これは農地法による農地取り上げ裁判です。先日の現闘本部裁判の暴挙と司法の反動は許さないという気持ちを込めて闘います。みなさんもぜひ傍聴闘争に参加してください。
 二つ目に、先日の貨物機の事故を皆さんもテレビなどで見たと思います。実はあれと同じ原因であわや大惨事の事故が6年前の1月、わが家のすぐ前で、100人が乗った旅客機エアージャパンで起こっています。東峰神社の手前で止まりましたが、突っ込めば爆発炎上の大惨事です。力ずくでつくった成田は欠陥だらけ、そしてまた北延伸で進入灯の下を東関道が横断している。こんな空港はありません。廃港にすべきです。
 三つ目に、ここに集まった労働者、農民、学生、そして市民運動、反戦運動のみなさん、必ずや勝利しましょう。労働者から職場を奪い農民から農地を取り上げる今の政権に政府をまかせることはできない。戦争に絶対反対、道州制に反対、改憲に反対。反対同盟の原則を守り、労働者の先頭で闘う動労千葉とのきずなを固め、これからも一生懸命闘います。