2009年5月25日

5・18辺野古 “新基地建設阻む”

週刊『前進』06頁(2392号2面3)(2009/05/25)

5・18辺野古 “新基地建設阻む”
 オバマへの幻想を許さず

 「皆さん、基地はできていません。労働者と学生が団結して新基地阻止を貫いた結果です!」
 待ち望まれた梅雨が到来、雨の中、米海兵隊のキャンプ・シュワブに隣接する辺野古の浜で新基地建設阻止の決総決起集会が始まった。
 うるまユニオンの富田晋副委員長は、「沖縄に動労千葉派の旗を大きく広げた5・15闘争だった」と総括し、辺野古での新基地建設絶対阻止は県内の労働者の組織化にあると強調。この対極にあるオバマを賛美し、民主党政権に望みをつなぐ勢力を批判した富田さんは、「環境アセスが終わったという説明会が行われ、本格着工に動き出した。今が正念場だ。おれたち動労千葉派が沖縄の労働運動を取る」と戦闘宣言を発した。(写真)
 動労千葉の中村仁さんも「日本と世界を変えるチャンスが来ている。6・14−15に集まろう」とアピール。最後に青年労働者の代表が「3日間の沖縄闘争は完全勝利した。世界大恐慌下の反戦闘争として新たな闘いを開始した! ただちに全国で6・14−15に進撃しよう」と呼びかけた。
 シュプレヒコールが辺野古の浜に響き渡った。