2009年9月21日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2408号6面1)(2009/09/21)

団結ひろば 投稿コーナー

 「教育民営化粉砕」が全学連運動の路線に 東北大 H

 今次全学連大会は、歴史的な大会でした。何よりも法大闘争3年半の闘いの中で生み出された「教育の民営化粉砕」というスローガンが、ついに全国300万学生の先頭に立つ全学連運動の路線として据わり、「全国300万学生は全学連の旗のもとに団結し、学生自治を死守・拡大しよう!」というスローガンに結実したことです。
 寮やサークルの闘いで絶対反対を貫いてきたことが300万学生を獲得する内容を持っている。その意味で、大会の3本の議案と獄中8学生のメッセージは、まさに「自分の闘いがつくり上げたものだ!」と言えます。このことに自信と確信をもって、ガンガン学生の中へ飛び込もう! 8・30総選挙において自民党を打倒した学生の怒りは、今大会をかちとったわれわれこそが組織できる!
 大会の討論では「教育の民営化」をめぐって議論になりました。「教育の民営化」とは徹頭徹尾、学生の団結を破壊する攻撃です。教育の主人公は学生じゃない!ということを強制し、学生から誇りを奪っていくことです。だから、「教育の民営化」絶対反対以外に闘う道はありません。
 社会の未来をつくっていく学生が、今の大学や社会の現実に怒り、変革を求めているにもかかわらず、徹底的に力や可能性が奪われています。この分断支配をぶち破り、巨大な学生運動のうねりをつくり上げていこう! 学生の無限の力を今こそ解き放ち、11月労働者集会へ! 第2、第3の法大決戦を東北大は最先頭でつくり出します!

 キャンパスでの前進と苦闘が身にしみた 中四国・学生 K

 今年の全学連大会は、自民党政権が労働者階級の怒りにより打倒された中で開かれた歴史的な大会だったと思います。やはり、これまでの労働者・学生の資本に対する不屈の闘いが切り開いた地平だと思います。
 労働者・学生大衆とともにつくりあげてきた地平であるがゆえに、各キャンパスでの前進や苦闘が身にしみて伝わってきた気がします。
 とりわけ、3年半の法大闘争は、現場で必死に闘って「教育の民営化反対」という路線をつくりあげた闘いだったということを、ひしひしと感じました。空想ではなく、現場から逃げずに必死に大衆の中に飛び込む姿勢こそ、マルクスの言う実践的唯物論であり、動労千葉労働運動の体現だと思いました。
 今回の全学連大会も、全員が組織者たることを自覚し、経験の多少にかかわらず活発な議論を生んだ点で展望を感じました。
 その上で、11月労働者集会に向かって自分のキャンパスでどう闘うかが、突きつけられています。各大学での寮闘争やサークル自治の闘いに学ぶのみならず、動労千葉労働運動を先頭とした民営化反対の路線の正しさをキャンパス内に普遍化させていく努力をしていきたいと思います。
 民営化に怒る学生大衆に依拠し、学生大衆を指導する立場ではなく、ともに闘って8同志の奪還と星野さんの言う「人間解放」をかちとる立場で、学生大衆の中に飛び込でいきたいと思います。

 スト突入の動労水戸組合員と感動の合流 東京 三枝 好

 「動労水戸が研修所でストライキに入る」と聞き、マイクロバスで福島へ向かいました。JR東日本の研修所はこの白河1カ所で、近づくと松林が現れ広大な敷地に線路が敷設されていました。
 分割・民営化の際、動労水戸の組合員だからと、運転士資格があるのに登用せず、最高裁でも不当労働行為と断定されたのに、JRは謝罪もせず居直っています。しかも今回、構内限定の構内運転士を希望している組合員に、「時速130㌔での運転を経験してからでないと構内運転士に登用しない」と言い放っているとのことです。
 つくばエクスプレスとの競争で常磐線が130㌔運転になったと聞いたことがあります。このときも動労水戸はストに立ちました。利潤追求のために人間の限界を超える労働を強い、そうまでして運転士登用をあきらめさせ団結破壊を策すJR資本に怒りがこみ上げてきました。尼崎事故がよみがえります。
 だから、研修所の中から8人の組合員が現れたときは本当に感動しました。資本に忠実な労働者になるためではなく、「団結を拡大するために2カ月間の研修に入る」という言葉に労働者魂を見る思いがしました。

 マルクスもびっくり日共・不破のエセ理論 東京 寺門 寛

 日本共産党・不破哲三の『マルクスは生きている』(平凡社新書)を読んだ。読んでみて、あきれた。この本は、「生きている」どころかマルクス主義を葬り去ろうとする本だ。マルクスのもっとも革命的なところを骨抜きにし、マルクス主義を資本主義と共存できる別ものに変えてしまっている。
 この本はマルクスをどのようにとらえているか。「知の巨人」「唯物論の思想家」「資本主義の病理学者」「未来社会の開拓者」だといろいろ規定しているが、労働者階級とともに闘った〈革命家>だという、肝心かなめのところを抹殺している。
 そして、革命を裏切るための日共の「ルールある経済社会」論を最初に説いた人物がマルクスだという、マルクスもびっくりするような歪曲を行っている。
 「マルクスは……利潤第一主義の横暴から労働者や国民の利益を守る社会的な強制、すなわち『社会的ルール』づくりの重要な意義を理論づけた最初の社会主義者でもありました」
 「マルクスが重視した社会的バリケードはここまで大きく広がり、『ルールある経済社会』づくりは、いまや世界資本主義の大きな流れになっているのです」
 不破の「マルクス」論は、マルクスの思想の革命的核心を解体し、労働者階級が革命的階級であることを否定し、永遠に資本の鎖につなぎとめようとするものだ。
 それにしても、本物のマルクス主義を「労働者階級解放の理論」としてしっかりつかみ取ることの重要性を痛感する。