2009年9月28日

福島さんを偲ぶ会 “彼の職場は温かだった”

週刊『前進』06頁(2409号6面5)(2009/09/28)

福島さんを偲ぶ会
 “彼の職場は温かだった”“不屈の遺志は新世代に”

 元全逓労働者、福島清一同志を偲ぶ会が9月22日、千葉市のDC会館で行われた。全国から50人が参加、「福島同志が憂いなく安心できるよう、彼の闘いを引き継いでいこう」と誓い合った。
 全逓の多くの現場労働者と駆けつけた全逓OBたちが、しみじみと福島同志の思い出を語った。
 「寡黙で意地っ張りな人でもあった。しかし彼がいた職場はとても温かだった」「78年の郵政マル生攻撃での8000人を超える処分に対する抗議の現場に、いつも福島さんの姿があった。三里塚、狭山の闘いの現場に常に彼の姿があった」「口癖は”必ず労働者は立ち上がる”だった。”JP労組は必ず倒れる。倒すのは俺たち労働者なんだ”と」「激しく議論しても路線的に物を言う人だった」「絶対に裏切らない人だった。闘いに責任を取る姿勢が強烈だった」「福島さんの名前も知らない新しい世代ががんばり始めている。彼も安心されていると思う」
 来賓あいさつで動労千葉の田中康宏委員長は「福島さんたち全逓と動労千葉の闘いは一心同体だった。支配階級を成仏させるために闘うことが最高の追悼だ」と述べた。革共同書記長・天田三紀夫同志は「全逓には国鉄に続いて錚々(そうそう)たる階級の指導部が存在している。福島同志の遺志は今も現場にある」と語った。さらにス労自主の入江史郎委員長は「老骨にむち打って頑張るから、あの世から背中を押してくれと言いたい」と語った。
 全逓歌とインターナショナルが福島さんの遺影を包み込んだ。