2009年11月16日

11・7全国解雇労働者大会決議文(抜粋)

週刊『前進』06頁(2416号2面2)(2009/11/16)

総反撃の先頭にわれわれ解雇者が立つ
 11・7全国解雇労働者大会決議文(抜粋)

 イミョンバク式「雇用柔軟化」は、労働者をもののように扱い、雇用と解雇を自由にしようとするものだ。恐慌局面で資本の危機を労働者に転嫁し、労働者の組織的抵抗さえも抹殺するものだ。「解雇が怖ければ奴隷になれ」——これが全労働者への脅迫だ。
 選別的解雇に対する労働者の抵抗が弱まるや、無差別大量解雇が拡大した。正規職の闘争が弱まると、いつでも解雇できるよう制度化し、非正規職と置き換えた。今、公共部門労組のストライキを呼び起こした「先進化」政策はこの一連の過程の一つだ。
 われわれは解雇労働者だ。労働弾圧の最先端で闘い、解雇されたわれわれの存在自体が、労働者を解雇しなければ生き残れない資本主義の矛盾を現している。資本主義は労働者に対する無限の搾取のために解雇労働者を量産したが、われわれこそがこの矛盾した体制を撃破していく種でもあるのだ。解雇労働者は今も全国各地で頑強に展開している労働者の闘いの主力ではないか。解雇者が街に放置され現場に帰ることができなければ、誰も自信をもって闘争に立つことができず、解雇者が堂々と現場に帰る時、現場の闘争力は再びよみがえる。
 今日、全国解雇労働者大会に結集したわれわれは、解雇粉砕と解雇者原職復帰の課題が労働陣営の最も重要な要求であること、われわれが一つの路線のもとで実質的な闘争の主翼になり、全体の流れを率いていくことを堂々と明らかにする。危機を口実に労働者への無限攻撃をしかけてきた反労働者的なイミョンバク政権と資本に対して全面的な反撃を組織していくことを力強く決意する。
 一つ、われわれ解雇労働者は、懲戒、契約破棄、整理解雇、希望退職の強制など、あらゆる形態の解雇に断固として立ち向かい、全面的な闘争を組織することを決議する!
 一つ、われわれ解雇労働者は、即刻あらゆる解雇が中断され解雇者復職問題が解決されない限り、労働者の闘争が体制を危うくすることを明確にし、警告する!
 一つ、われわれ解雇労働者は民主労組運動の先鋒(せんぽう)でイミョンバクと資本の弾圧に立ち向かう労働者階級の全面的な総反撃戦線構築の先頭に立つことを決議する!(集会記事前号1面)