2010年4月12日

星野同志への「閉居罰」弾劾 不屈の闘い恐れ連続懲罰

週刊『前進』06頁(2435号6面2)(2010/04/12)

星野同志への「閉居罰」弾劾
 7日間、一日中正座を強制する暴挙
 徳島刑務所 不屈の闘い恐れ連続懲罰

 徳島刑務所は、まったく許せないことに、星野文昭同志に連続的「懲罰」攻撃をかけてきた。3月10日の「戒告」に続き、3月30日から4月5日の7日間、「閉居罰」が加えられた。
 「閉居罰」とは、就寝以外は一日中正座させられ、手はひざの上にのせ、顔は入り口に向けて目を開け、真っすぐ座っていなければならない。少しでも体を崩すとさらに新たな懲罰が加えられる。この期間中は野外での運動、入浴、面会、手紙の受発信がすべて禁止される。こんな非人間的な「体罰」を、7日間も星野同志に強制したのだ。
 そもそも、この懲罰の理由たるや、「物品の目的外使用」という「規律違反」があったいうのだが、これ自体がとんでもないことだ。
 3月12日の昼食の際、ぜんざいが出た。星野同志は食べるのが遅い上に、熱い物が苦手である。他の収容者に協力して早く食べるために、冷まそうと思い、半分を私物の容器(入れ歯容器)に移した。徳島刑務所は、これを「食料隠匿」だとか「物品の不正使用」と難癖をつけたのだ。
 獄中で生き抜くために、食事の取り方を工夫することがどうして「懲罰」になるのだ。他の収容者に協力するために、早く食べようとしたことが、どうして「規律秩序を乱した」ことになるのだ。怒りで身体が張り裂けんばかりである。
 この日帝・国家権力、徳島刑務所当局による「懲罰」攻撃は、星野同志の不屈の獄中闘争と、第2次再審闘争への破壊攻撃以外の何ものでもない。
 大恐慌情勢下、沖縄闘争の爆発で自ら打倒されかねない危機に陥っている民主党・連合政権は、35年の投獄を跳ね返して、70年安保・沖縄闘争の正義を体現している星野同志の闘いに、心底恐怖しているのである。星野同志は「懲罰」攻撃に不屈に立ち向かい、強靭(きょうじん)にして確信に満ちた闘いを貫いている。
 国鉄決戦を基軸に、沖縄・三里塚・法政大学の闘いを大爆発させ、星野同志への攻撃を粉砕しよう。
 第2次再審闘争を大前進させ、星野同志を奪還しよう。