2014日誌 1月1日~13日 海外識者が辺野古移設反対声明

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週刊『前進』06頁(2616号04面02)(2014/01/20)


 2014日誌 1月1日~13日
 海外識者が辺野古移設反対声明/原燃、再処理工場の審査を申請


●エジプトでデモ多発 エジプト各地でムルシ前大統領の出身組織ムスリム同胞団の支持者らが反クーデターデモ。治安部隊の発砲などによりデモ参加者ら計19人が死亡した。(3日)
●イラク軍、西部で掃討作戦 イラク西部アンバル州で主要都市の一部を掌握したアルカイダ系武装組織「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)に対し、政府軍が掃討作戦を本格化させ、ISISの戦闘員や市民ら100人超が死亡した。(3日)
●日トルコ首脳会談、EPA交渉開始で合意 安倍首相はトルコのエルドアン首相と東京都内で会談、経済連携協定(EPA)の交渉開始で合意した。トルコへの原発輸出に向けた原子力協定の早期発効も確認した。(7日)
●原燃、再処理工場の審査を申請 原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場(青森県六ケ所村)の本格操業を目指し、日本原燃が国の規制基準への適合審査を原子力規制委員会に申請した。(7日)
●シリア化学兵器を洋上搬出 国連と化学兵器禁止機関はシリアの化学兵器を廃棄するため、化学物質を国内から洋上に初めて運び出した。(7日)
●海外識者29人が辺野古移設反対声明
 オリバー・ストーン氏ら世界の有識者ら29人が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古に移設する計画に反対する声明を発表。(7日)
●日仏防衛協力強化で合意 日仏両政府は防衛装備品の共同開発や輸出の管理について二つの委員会を設けることで合意。パリで開いた外務・防衛担当閣僚会合(2+2)で確認。(9日)
●安倍首相、中東・アフリカを歴訪
安倍首相が15日までの予定で中東のオマーン、アフリカのコートジボアール、モザンビーク、エチオピアへの歴訪に出発した。(9日)
●大飯、夏前に審査終了の見通し 原子力規制委員会の更田豊志委員は、関西電力の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の規制基準適合審査を夏までに終える見通しを示した。(9日)
●放射線量、基準の8倍と推計 東京電力福島第一原発の敷地境界の放射線量について、汚染水タンクなどによる影響が年8㍉シーベルトと同社が推計していることがわかった。基準の8倍の数値にあたる。(10日)
●中国、貿易額世界一に 中国税関総署が発表した2013年の貿易統計によると、中国の輸出入の総額は前年比7・6%増の4・16兆㌦(約437兆円)となり、初めて4兆㌦を突破。米国を抜き世界首位になる。(10日)
●韓国軍、弾薬を返還 韓国軍は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で日本の自衛隊から無償譲渡された弾薬1万発を国連南スーダン派遣団(UNMISS)に返還。(10日)
●集団的自衛権の行使容認、4月にも素案 安倍政権は、憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使を容認する新たな政府見解の素案を4月にもまとめる方針を固めた。(13日)
●タイ首都閉鎖デモ タイの首都バンコクで反政府派による大規模デモ行動「バンコク閉鎖」が始まった。都心はインラック首相の辞任や総選挙の拒否を叫ぶ民衆であふれた。(13日)
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