星野さん解放2・9渋谷デモへ① 鈴木弁護団長と共に100万人決起を

週刊『前進』06頁(2616号06面02)(2014/01/20)


 星野さん解放2・9渋谷デモへ①
 鈴木弁護団長と共に100万人決起を

(写真 星野暁子さんは1月12日、三里塚芝山連合空港反対同盟の新春の敷地内デモに参加して闘った)

 14年、年明けとともに世界は大激動に突入し、21世紀がプロレタリア世界革命へと向かう時代であることを告げ知らせている。安倍の戦争・改憲攻撃と激突している日本の階級闘争は、世界革命を切り開く最先端に躍り出ようとしている。
 大恐慌の果てしない深まりと帝国主義間・大国間の争闘戦の爆発の中で、アメリカ帝国主義の没落は、争闘戦の戦争への転化の情勢を促進している。韓国民主労総のパククネ打倒のゼネストは階級情勢を大激動にたたき込み、東アジアは中東と並ぶ世界危機の発火点に浮上している。
 星野文昭同志の再審弁護団の鈴木達夫弁護団長が東京都知事選挙への立候補を表明した。〈国鉄・反原発・改憲阻止・星野奪還>の4大決戦が、14年冒頭から都知事選挙として始まった。星野同志の奪還に向けて首都で100万人の労働者人民と結びつく血湧き肉躍る素晴らしい闘いだ。

 都知事選闘い星野奪還へ!

 鈴木弁護団長は、「戦争・改憲と人権侵害の安倍政権打倒」を掲げ、反原発と非正規職撤廃、過労死を許さない、労働者の権利を破壊するオリンピックや労働者民衆への弾圧に反対し、「全証拠の開示で獄中39年の星野文昭さんを取り戻そう」と訴えている。
 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議は、鈴木弁護団長の決断を支持しともに闘うことを決定し、全国にアピールを発した。
 国鉄決戦を先頭とした13年の労働者人民の闘いが、新自由主義と金権腐敗の東京都知事・猪瀬を打倒し、安倍政権に巨大な打撃を与えた。猪瀬の無様な姿こそ安倍の姿であり、自民党は都知事選に公認候補を擁立することもできない破綻した姿をさらしている。民主党など他の既成政党も労働者人民への影響力を失い、首都東京は大激動情勢に突入しているのだ。

 写真ネガ開示勧告かちとる

 2012年2・5に続く13年9・8徳島刑務所包囲闘争をとおして、党と労働者階級が星野文昭同志奪還で階級的に団結し、星野闘争は偉大なプロレタリア解放運動となった。無実の証拠を隠して39年もの長期にわたって投獄し続ける国家権力と不屈に闘う星野同志と暁子さんの闘いが、階級の闘いとなり、労働者階級人民を鼓舞激励しているのだ。
 昨秋、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議が発行した『無実で39年/獄壁こえた愛と革命―星野文昭・暁子の闘い』は、労働者人民に感動を呼び起こし、さらに星野闘争を発展させる力になっている。全証拠開示運動の拡大は敵権力を確実に追い詰めており、都知事選をも力に100万人の決起をつくり出すならば、星野同志奪還への展望を開くことが可能なところに上り詰めている。
 昨年12月25日の三者協議(弁護団、裁判所、検察官の協議)において東京高裁は、星野同志と弁護団が開示を求めていた証拠のうち「一郎丸写真」を含む写真33枚のネガについて検察官に開示を勧告した。これは昨年の星野闘争の前進がもぎり取った大勝利である。
 星野同志への無期懲役刑は、デモ参加学生6人のデッチあげ供述調書を唯一の証拠にして下された。国家権力は6人に長時間の取り調べを強制し、脅迫とウソとペテンで誘導して、デッチあげの虚偽供述を強制した。この許しがたい取り調べの実態を示す証拠を含め、全証拠の開示を実現する闘いは、権力の不正義を暴き出し、巨万の労働者民衆の決起を必ずつくり出す力となる。
 獄中39年、星野同志の非転向の闘いは、団結破壊を打ち砕き、新自由主義攻撃のもとで怒りをたぎらせている青年労働者の希望となり、「絶対反対」の闘いへと決起を促すであろう。鈴木達夫弁護士の都知事選の勝利と一体で、2・9星野さん解放・渋谷大デモに総決起しよう。
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【要項】2・9星野さん解放・渋谷大デモ
 2・9星野さん解放・渋谷大デモ
 2月9日(日)午後2時 集会
 午後3時20分 デモ出発
 代々木公園けやき並木集合
 共催 全国労組交流センター/星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議
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