闘いは進む 青年の職場から 首都圏 青年を先頭に都知事選挙勝利へ闘おう! 村沢明夫

週刊『前進』08頁(2618号02面03)(2014/02/03)


 闘いは進む 青年の職場から
 首都圏 青年を先頭に都知事選挙勝利へ闘おう! 村沢明夫


 「戦争させない。被曝させない。貧困・過労死許さない。だからオリンピックはやらない」。このスローガンで登場した鈴木たつお候補が選挙戦を激しく揺さぶっています。「待ちに待った候補が出た!」これが労働者大衆、とりわけ青年の声です。街頭でビラを受けとった30代の青年が「自分は職場で過労死しそうになったことがあり、また福島出身なので鈴木たつおさんに投票します」と表明しました。
 連日の、学生や青年をはじめとした街頭宣伝は今までとはまったく違う、実に解放的なものになっています。日々の闘いの実践の上に立った、まさに労働者の怒りを体現した発言が次々と続きます。具体的な、鬼気迫る応援の発言が、鈴木たつおさんの演説とともに圧倒的な獲得力を持っています。発言した青年からは「こんなに『闘う労働組合を』と言うことがかみ合うとは!」という感想が出ています。
 また決定的で、これからさらに情勢を切り開くであろう重大な勝利が告示日の選挙掲示板への「ポスター貼り作戦」です。文字通り職場、地域の総決起がかちとられました。初めて有休をとって決起した青年、山の中を100カ所以上貼りきって夕方の街宣に結集した青年、夜遅くまでかかって貼りきった青年……東京を先頭に首都圏、全国のこのような決起で初日9割以上、2日目には東京をほぼ制圧したのです。
 私たちが闘っている都知事選は、口だけでいいこと言うような今までのブルジョア選挙とは本質的に違います。それは、具体的に血を流しながら闘い抜いてきた、そして現に闘い抜いている苦闘と実践があるからです。冒頭のスローガンは、私たち青年が鈴木たつおさんとともに「苦しんで闘いとった」、あいまいさのないスローガンです。他の候補は非正規職の地獄のような現状や、原発事故と放射能の現実をどこまでもあいまいにし、「よりまし」な選択しかさせない。もうこんな選挙はうんざりだ!
 東京都民がこの都知事選に求めているのは「怒りを解放したい!」ということです。それを可能にする唯一の候補が鈴木たつおさんなのです。
 鈴木たつおさんの掲げるスローガンの一つ「10・23通達破棄」に教組組合員の目つきが変わったといいます。清掃や自治体の労組は宇都宮候補支持と言っていますが、どこも民営化・外注化の大攻撃を受けています。清掃職場では労働者の死亡事故も起きています。それぞれの産別に大胆に踏み込む最大のチャンスです。
 だからこそ「都営交通24時間化反対」のように4大産別・全産別で具体的な勝負どころを明確にして職場で徹底的に組織しよう。さらには地域の組合を回り、国鉄闘争100万支援陣形に大胆に踏み込もう。そしてなんとしても10万の選挙はがきを集めよう。そしてその確信をもってさらに街頭宣伝にも結集し、私たちの主張の正しさを徹底的に1千万の都民に伝え、怒りと結びつこう!
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