2・23怒りのいわき行動 動労水戸を軸に団結 NAZENいわきなど320人

週刊『前進』08頁(2622号06面01)(2014/03/03)


2・23怒りのいわき行動
動労水戸を軸に団結
NAZENいわきなど320人

(写真 意気揚々といわき市内をデモし、解散地のいわき駅前で総括集会【2月23日】)


 2月23日、「2・23怒りのいわき行動」がNAZENいわきの主催でいわき駅前のラトブ6階で開催され、320人が結集した。地元いわきから多くの参加があった。福島が抱える不安と怒りが共有され、ともにつながり闘っていくことを、全参加者が決意した。

 福島の怒りがあふれた集会

 集会は動労水戸の川俣辰彦さん(いわき合同ユニオン委員長)の司会で開始。第1部の「子どもたちを被曝から守ろう」では、ふくしま共同診療所運営委員会の女性と吉本哲郎医師が順番に登壇。診療所のさらなる発展を訴えた。
 第2部は「いわき住民の声」。畜産農家の斎藤栄一さんが「イネわら、牧草は3・11以降のものは山積みにされている。先日、市が片付けますといってやったのは、ビニールのバックに入れるだけ。移動しただけで何も変わらない」と除染の手づまりを暴露。「3・11はセリの日ですが、早めに終わらせて駆けつけます」と発言した。続いて、いわき駅前アクションの5人が登壇。地元ならではの激しい怒りと危機感を訴え、取り組みの継続を決意表明した。
 第3部は「たたかいのアピール」。3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんが、「都知事選を引き継ぎ、3・11を第2の政治決戦として闘おう」とアピール。最後に、NAZENいわきの青年が行動提起。「まず申し入れです。東電には柏崎刈羽原発の再稼働をやめ、労働者の健康、労働条件、賃金をちゃんとすること。県には住民の健康に責任をとること、ふくしま共同診療所への援助。JRには住民を被曝させないこと、竜田延伸の取りやめ、労働者への被曝労働をやめることをそれぞれ申し入れます。そしてみなさん、3・11郡山にぜひ集まってください」と締めくくった。

 デモに大注目沿道から声援

 集会の高揚そのままにいわき市内のデモ行進に出発した。途中、東京電力のいわき補償相談センターに申し入れ。解放感あふれるデモ隊への市民の反応は圧倒的だ。消防署の職員、商店の中や駐車場の車から家族連れが手を振り、教会の窓からは身を乗り出して拍手。ものすごい反響にデモ隊のコールが呼応。まさにいわき市民の怒りとつながるデモだった。
 解散地のいわき駅前で辻川慎一・動労水戸副委員長からまとめとして、「福島にはいろいろな思いが渦巻いてる。これを一つにしていくことに挑戦する。これから起こるさまざまなことに、ともに生き、団結して取り組んでいく」「竜田延伸は絶対阻止だ。駅や線路の周り、町中に放射性物質が詰め込まれた土嚢(どのう)が積み上げられている。お前たちがつくったものを、なぜ住民に責任を押しつけるのか!」と決意と弾劾。NAZENいわきの青年が団結がんばろうをリードした。
 本集会や総括集会では、NAZENいわきと動労水戸への感謝と尊敬が次々と表明された。動労水戸がいわき市中心部に平支部事務所を開設して2年。昨年いわき合同ユニオンが生まれ、今年1月にNAZENがいわきの地に登場した。被曝労働と鉄路をめぐって本気で闘う労働組合が、職場の分断とともに地方・地域の分断を打ち破り一つに団結する要になり、原発・放射能と闘う住民運動の展望を切り開いている。職場での資本との非和解な闘いは、いま労働者人民が国家に対決していることと同質であり、本質的であいまいさのない闘いだ。2・2―23の闘いに続き、3・11郡山に総結集しよう。

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