北嶋青年部長が原職に復帰 動労千葉が激励会 〝ライフサイクル撤廃へ闘う〟

週刊『前進』06頁(2624号03面03)(2014/03/17)


北嶋青年部長が原職に復帰
 動労千葉が激励会 〝ライフサイクル撤廃へ闘う〟

(写真 青年部と千葉運転区支部主催で北嶋青年部長の原職復帰激励会を開催【3月7日 千葉市】)

 3月7日、動労千葉はライフサイクルで駅に不当配転された北嶋拓磨青年部長の原職復帰を祝うとともに、新たな闘いへの激励の意味を込めて「ライフサイクル制度撤廃! 外注化粉砕! 北嶋琢磨君原職復帰激励会」を開催した。
 北嶋青年部長は3年前の2月1日、ライフサイクル制度によって運転士でありながら不当にも駅に配転された。副青年部長を務める滝厚弘君も前年から駅に配転される中、動労千葉は当該の北嶋君、滝君を先頭にけっして折れることなく闘い抜いてきた。昨年は滝君の原職復帰を実現し、ついに北嶋君の原職復帰もかちとった。動労千葉は2月3日、春闘の第1波闘争として千葉運転区前で北嶋君奪還を求めて怒りの抗議行動を闘っていた。闘いの中でかちとった勝利だ。
 激励会はまず当該の北嶋君から復帰の喜びと感謝の言葉があり、青年部の音頭で乾杯が行われた。復帰をかちとった喜びと新たな闘いへの決意に満ち、終始明るい雰囲気だ。
 会食が進む中で田中康宏委員長から、「この場が設けられるのも、北嶋君が一人駅に出されながら3年間腐らずにがんばってくれたおかげ。本当に感謝したい。ライフサイクル制度撤廃まで闘う決意を皆で固めよう」とあいさつがあった。その後、各支部の代表者が発言に立ち、北嶋君を激励するとともに闘いの決意が述べられた。また、ともに闘う青年の仲間として、ちば合同労組青年部があいさつを行った。
 それを受けて、北嶋君が発言に立った。
 「これまで腐らずにやってこられたのは、みなさんのおかげ。この3年間は、こんなに仕事に行くのが嫌になるんだなという3年間だった。復帰してからの数日は、こんなに仕事がしたいと思ったことがないような数日間だった。自分は戻ることができるが、ライフサイクル制度を撤廃し、外注化を粉砕して強制出向に出された仲間を取り戻すまで闘う」と復帰の喜びと新たな闘いへの決意を語った。
 その後、青年部全員が発言に立ち、団結ガンバローで会は締めくくられた。
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