国際労働運動 5月号 「基地の島」の根底的変革を

週刊『前進』06頁(2629号06面04)(2014/04/21)


国際労働運動 5月号
 「基地の島」の根底的変革を


【特集】
 戦後世界体制の基軸国の米帝が急没落し、大恐慌下の争闘戦は戦争を噴出させる時代に突入している。新自由主義は完全に破綻し、資本主義の命脈は尽きている。全世界で労働者階級は革命を求めて決起し、日本では国鉄決戦を軸に「現代革命への挑戦」が労働者階級の魂をとらえている。今年の5・15沖縄闘争を解雇撤回と国際連帯を掲げて闘い、安保・沖縄闘争の新時代を切り開こう。
 第Ⅰ章は、米帝のQDR2014はアジア重視戦略であり、その核心が辺野古新基地建設であることをはっきりさせて、絶対阻止で闘うと訴えている。
 第Ⅱ章は、米帝の世界支配の軍事拠点である沖縄の階級闘争は一貫して「基地の島」に対する国際連帯闘争であり、それはスターリン主義と闘い、反スターリン主義・革命的共産主義運動とその党のための闘いであったと展開している。
 第Ⅲ章は、72年ペテン的「返還」=5・15体制は、新自由主義攻撃であり、基地労働者を軸とする沖縄労働運動の破壊攻撃であり、民営化・外注化・非正規職化の攻撃だった。開始した沖縄での雇い止め解雇撤回闘争は沖縄闘争の新たな挑戦と提起している。
【ニューズ&レビュー】
▽韓国民主労総の鉄道労組は、昨年に続いて再度のストライキを構えている。
▽ドイツでは公共サービス労働者と航空労働者がストライキで決起している。
【マルクス主義学習講座】
 2回目はイギリスに始まる労働者と労働組合の国家との闘いの発展史。

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