全国学生交流集会 〝沖大自治会再建を〟 初参加者・新入生が決意

週刊『前進』06頁(2633号05面06)(2014/05/26)


全国学生交流集会
 〝沖大自治会再建を〟
 初参加者・新入生が決意

(写真 全国学生交流集会で斎藤全学連委員長が沖縄学生運動復権の道を示した【5月18日】)


 5月18日夕方、全国学生交流集会が那覇市内で開催されました。
 集会は、司会の坂野陽平全学連書記長の「仲地学長の下で圧殺されている沖大生の怒りを、明日のキャンパス集会で解き放とう!」という檄(げき)から始まりました。
 斎藤郁真全学連委員長は基調提起で、4・25闘争から「法大闘争は一大学の闘いではなく、完全に日本の大学の未来がかかった決戦として認められた。法大文化連盟委員長・武田雄飛丸君への〝器物損壊〟デッチあげ不当逮捕は、全学生への恫喝だ。運動の拡大が最大の反撃だ」と訴えました。
 そして「階級的労働運動と沖縄学生運動の復権は、国際連帯の力で沖縄から基地を撤去する闘いの具体的実践だ。沖大学生自治会建設の挑戦は、IJBS労組の闘いと並んで歴史の転換点となる」と断言しました。
 沖大自治会復活会代表の赤嶺知晃君は「沖大当局が、若者が生きられない現実を容認し、学生に競争をあおっていることが許せない」と復活会結成に立ち上がった思いを語りました。そして16日の赤嶺君の学内演説に「演説を聞いて初めて〝これが大学だ〟と思った」などの反応が寄せられたことを報告し、「この情勢下で沖大生が戦争反対を掲げて集会を行う意義は絶大だ。自治会建設が全世界を変える力になる!」と強調しました。当局のネガティブキャンペーンが無力化し、4月からの闘いが前進していることを参加者全員が確信しました。
 3人の沖大生が「沖大は自由な大学だと思っていたが、そうではないと知って怒りを覚えた」「赤嶺君が立ち上がるのを見て〝僕もやってみるか!〟と思った」と明るく訴えました。
 沖縄初参加の1年生とともに登壇した法政大学の洞口朋子さんは、「今回の武田君弾圧や09年暴処法弾圧に使われた学内盗撮カメラ・看板に大学の腐敗が凝縮されている。今すぐ武田君を奪還しよう!」と呼びかけました。
 続いて京都大同学会委員長の大森靖之君、東北大自治会委員長の青野弘明君、福島大生、広島大自治会委員長の百武拓君、富山大生が闘いを報告しました。最後に、初参加者がずらりと登壇してアピール。広島大の新入生は自治会執行部立候補への決意を、首都圏の新入生は「次は自分の大学で自治会をつくりたい!」と決意を語り、会場が湧き立ちました。
 坂野書記長の団結ガンバローで参加者は心を一つにし、沖大自治会再建から強大な全学連運動の復権へ最高のスタートを切りました!
(T)

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