JP労組大会 株上場に屈した本部に怒り 組合員にS君の解雇撤回訴え

週刊『前進』06頁(2638号02面02)(2014/06/30)


JP労組大会
 株上場に屈した本部に怒り
 組合員にS君の解雇撤回訴え

(写真 闘う組合員の訴えに、大会参加者は次々にビラを受け取り国鉄署名に応じた【6月18日】)

 6月18〜20日、JP労組の第7回定期全国大会が名古屋市で開催され、全国労組交流センター全逓労働者部会と郵政非正規ユニオン、さらに地元の東海合同労組や愛知労組交流センターの仲間が大会初日、会場前での大情宣活動を行った。昨年第6回大会での「新人事・給与制度」の妥結承認に続き、今大会で株式上場=完全民営化への全面協力にのめり込もうとするJP労組中央本部に対し、全国の郵政労働者の絶対反対の意思をたたきつけ、全国の代議員・傍聴者に闘う労働組合の建設を力強く訴えた。
 何より、今年3月に八王子西郵便局で不当解雇された青年労働者のS君が、自らマイクを握ってアピールする姿に圧倒的な注目が集まった。このS君から組合員資格を奪ったJP労組本部を徹底弾劾し、全逓部会と郵政非正規ユニオンの仲間が固く団結して情宣活動を貫徹した。用意したビラは大会参加者のほとんど全員に受け取られ、国鉄解雇撤回の署名も次々と集まった。『前進』は7部販売し、見本紙10数部を配布した。
 昼休みに会場から出てきた代議員・傍聴者に向けて、S君が渾身(こんしん)の訴えを行った。
 「私は昨年4月、東京の八王子西郵便局に入社して約1年間働いていましたが、執拗(しつよう)なパワハラ退職強要を受け、今年3月にいきなり局長室に呼び出され、事前の予告もなく解雇通告を受けました。いま郵政の職場では、入社1年目の正社員でも次々と辞めさせられ、ある局では私の同期の仲間の半数以上が1年以内に辞めています。みんな管理職から追い詰められて辞めているんです。ブラック企業そのものではありませんか! この職場を変える力は労働組合の団結の中にあります。職場を回しているのは私たち労働者です。JP労組大会に集まった皆さん! 私は必ず解雇を撤回させ、職場に戻ります。そして、職場に闘う労働組合をよみがえらせるために闘います。一緒に闘いましょう!」
 続いて、銀座局の闘う全逓労働者がマイクを握り、「国鉄分割・民営化から始まった新自由主義のもとで、郵政も民営化され、職場は極限的な状態になり、正社員の首も切られている。これに対して、JP労組の23万組合員が団結してストライキに立つべき時です」と鮮烈に訴えた。
 多くの大会参加者がじっと聴き入る中、全逓部会と郵政非正規ユニオンの仲間が国鉄署名を持ち込み、新たな交流がどんどん生み出された。
 郵政民営化から7年、慢性的な人員不足や安全崩壊が常態化した職場の現実は、民営化の完全な破産を示している。その上、日本郵政は安倍政権の成長戦略のもと、2015年株式上場に向けてさらなる賃下げと人員削減、総非正規職化を狙っている。八王子西局の解雇撤回闘争は、まさに日帝・安倍との最先端の激突であり、JP労組中央を打倒して全国の郵政職場に闘う労働組合を打ち立てる決戦だ。
 職場と労働組合を現場労働者の手に取り戻し、安倍打倒へ突き進もう!
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