闘いは進む 青年の職場から 合同労組 杉並補選で「党の決断が情勢を切り開く時代」を実感 宮城 川内碧葉

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週刊『前進』06頁(2638号02面03)(2014/06/30)


闘いは進む 青年の職場から
 合同労組 杉並補選で「党の決断が情勢を切り開く時代」を実感 宮城 川内碧葉


 杉並区議補欠選挙の告示日の6月22日、地区のマル青労同の仲間と街頭宣伝に駆けつけました。
 高円寺駅前街宣では、驚くべき反応の連続でした。ある40代女性は「あの人(北島さん)の演説は迫力あるわね。となりにいる人(鈴木達夫さん)知ってるわよ。都知事選では私は宇都宮さんを支持したけど。でも安倍政権を倒そうという訴えはその通りだから、心の中で拍手してたの」と言って国鉄解雇撤回署名に応じてくれ、北島候補と握手。共産党との違いは何かという質問に、北島さんが「共産党は自分たちが事業をやればよりよい民営化ができると言っている。だけど民営化は安全を切り捨て、労働者を非正規職に突き落とすものだ」と答えると「なるほど」と。討論でドンドン獲得していきます。そして都知事選の内容が労働者階級人民の中に生きています。4カ月前には投票しなかった人が今は支持を表明するのです。とても感動しました。
 広島で解雇された30代の男性は「国鉄解雇は労組つぶしの不当労働行為だ」と署名。4月に新規採用された大阪の自治体労働者も署名してくれました。北島さんの訴えに足を止める人、多数。街宣隊と話し込む人、多数。北島候補自身、「こんなに話し込める選挙は経験したことない」と興奮気味でした!
 つづく阿佐ケ谷駅前街宣では、北島さんが「集団的自衛権に賛成の人、いますか?」と呼びかけたら、50代の男性が「さんせ〜い」と大声で叫びました。するとそれはおかしいじゃないかと、道行く学生集団がビラをくれと取りに来る状況が一気に生まれました。
 一緒に行った地区の仲間もアジ演説を行い、自らの解雇撤回闘争と非正規労働者の怒り、青年の生きていけない現実への怒りをガンガン訴えました! 沖縄や岡山、大阪、首都圏からも多くの青年労働者が駆けつけ、国鉄決戦や職場での闘いを展望としてガンガン訴えました。全学連の学生も全国から決起し、ピンクのポロシャツを着て縦横無尽に展開していました。
 驚いたのは『前進』がドンドン売られ、ドンドン配布されていたことです。北島候補の演説を聞きながら『前進』を広げる人があちこちにいる光景は圧巻でした。
 今選挙戦は2010年代中期階級決戦として闘われました。党の決断が一切を切り開いていると肌身で実感しました。東京西部の地区党・マル青労同の仲間の闘いを先頭に情勢を切り開いていました。
 そして安倍打倒情勢です。石原伸晃の「金目」発言に、命よりもカネの安倍政権は許せないの声が渦巻いています。安倍は労働者の怒りの決起に戦々恐々です。「絶対に安倍は倒せる!」と確信を強めました。
 ほかにもあらゆる行動で闘いました。都知事選の時は参加できなかった同志も決起し、選挙戦を通して党の団結が強化されました。みなさん、JR体制打倒の14年後半決戦へ打って出ましょう。
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