戦争させるな!安倍倒せ! 杉並区議補選の大勝利ばねに国鉄決戦―中期階級決戦勝利へ 7月革共同政治集会に大結集を

週刊『前進』08頁(2639号01面01)(2014/07/07)


戦争させるな!安倍倒せ!
 杉並区議補選の大勝利ばねに国鉄決戦―中期階級決戦勝利へ
 7月革共同政治集会に大結集を

(写真 集団的自衛権閣議決定に怒りが爆発【7月1日首相官邸前=記事6面】)


 安倍政権は7月1日、集団的自衛権行使を容認する閣議決定を強行した。これこそ日帝が憲法第9条を解体し、内閣の意思ひとつで「戦争をする国、できる国」になる歴史的転換点であり、日本と世界の労働者人民への宣戦布告だ。自衛隊は他国の人びとを殺し、自らも殺される軍隊になっていく。この歴史的暴挙に怒りを爆発させ、安倍政権打倒へ総決起しよう。「戦争か革命か」の一大階級決戦がこれから始まる。北島邦彦候補を先頭に闘われた杉並区議補選の大勝利を引き継ぎ、7月革共同政治集会から8・6ヒロシマ―8・9ナガサキへ、8・17日比谷公会堂大集会の成功へ、断固進撃しよう。

青年・学生を戦場に送るな

 自民党・公明党の最終合意による閣議決定の内容は、憲法第9条の完全な破壊・解体である。そもそも憲法第9条は、第1項で「国権の発動たる戦争と武力の行使は、永久にこれを放棄する」、第2項で「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない」と規定している。これをどう解釈しても戦争や武力行使を可能とする根拠は出てこない。だから安倍はあらゆる詭弁(きべん)と強弁で、集団的自衛権を合理化している。
 閣議決定の核心部分は「3 憲法第9条の下で許容される自衛の措置」という章だ。この「自衛の措置」には個別的自衛権、集団的自衛権、集団安全保障が事実上、全部含まれる。日本自体が攻撃された時の個別的自衛権の武力行使は、もともと青天井とされているばかりか、集団安全保障ではこれまでは禁止されてきた戦闘地域での「後方支援」や「駆けつけ警護」なども可能にされる。その上でさらに決定的なのは、集団的自衛権の武力行使の「新3要件」なるものである。
 ここでは憲法前文や第13条の「幸福追求権」まで引き合いに出して、憲法第9条は「自衛の措置」としての武力行使を禁じてはいないと強弁する。そして「我が国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、変化し続けている状況」に照らせば、日本が攻撃された場合だけでなく、「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し」、日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求権が「根底から覆される明白な危険がある場合」には、これを排除するための「他に適当な手段がないとき」に「必要最小限度の実力を行使」できると結論しているのである。
 米軍などと一緒になり他国を攻撃する集団的自衛権をも「自衛の措置」の枠内に含めたり、「必要最小限度」といった文言の挿入は、事態の本質を穏便に見せようとするペテン的表現であり、武力行使の「歯止め」などにはまったくならない。日帝ブルジョアジーと安倍は、この閣議決定で、地球の裏側までの武力行使=全面戦争をやろうとしている。そのための拡大解釈や論理のエスカレーションには、いかなる制限も歯止めもない。
 歴史上、「自衛のため」という口実ですべての侵略戦争・帝国主義戦争が行われてきた。かつて日帝は「居留民の保護」を口実に中国に派兵し、中国から攻撃されたとデッチあげて日中全面戦争に突入していった。現在、米帝オバマは「米市民を守る」と、軍事顧問団やヘリコプター部隊、無人機などをイラク内戦に再派兵し始めた。
 閣議決定を受けて、早くも「捕虜取扱法」や「特定公共施設利用法」など十数本の関連戦争法案が次の臨時国会・通常国会に向け整備されようとしている。農地取り上げや公共施設の軍事使用や治安弾圧も、全面的に激化してくる。すでに沖縄では、同じ7月1日に辺野古新基地建設工事が着手されている。
 日帝・安倍が、ここまで焦り凶暴化して集団的自衛権行使に突っ走っているのは、大恐慌の激化と新自由主義の破綻・崩壊のもとでの、脱落日帝の絶望的危機ゆえである。今や帝国主義間・大国間の争闘戦が軍事化・戦争化し始めている。日帝ブルジョアジーと安倍は、自己の延命のためには、「戦後レジームからの脱却」を叫び、日帝の戦後的制約・無準備性を突破して、全面戦争ができる国になるしかないと焦りに焦っているのだ。
 しかし、反中国・反韓国をあおり、対米対抗性をもむきだしに暴走する安倍への怒りと闘いは、今激しく爆発している。労働者人民の「戦争か革命か」の歴史選択をかけた巨大な決起は不可避だ。杉並区議補選はそのことを圧倒的に示した。
 安倍打倒の一大階級決戦が7・1閣議決定をもって始まる。一切は階級的労働運動と国際連帯の発展にかかっている。自衛隊員や青年労働者・学生を戦場=死地へと追いやる日帝・安倍を、闘う労働者・労働組合の総決起で打倒しよう。杉並区議補選の大勝利をばねに、国鉄決戦と2010年代中期階級決戦の爆発と勝利へ進撃しよう。

「新成長戦略」は階級戦争

 6月24日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)と「『日本再興戦略』改訂2014」(新成長戦略)、規制改革実施計画こそ、労働者人民の命と生活を破壊しつくす階級戦争の宣言だ。
 主なものだけでも、①法人税の実効税率を20%台に引き下げる、②労働時間の規制を撤廃し成果主義と残業代ゼロを導入する、③女性や外国人労働者の活用をうたいより一層の低賃金・非正規職化を推進する、④株価を維持するために労働者人民が積み立てた年金資金をリスク運用する、⑤さらに原発の再稼働強行、⑥整備新幹線やリニア中央新幹線の推進、⑦TPP(環太平洋経済連携協定)の早期締結、⑧社会保障の解体と医療・介護分野を金もうけの手段にする――などなどだ。
 さらに集団的自衛権行使決定を受けて、安倍と日帝ブルジョアジーは、軍需産業の育成と武器輸出、そして大軍拡に突き進もうとしている。成長戦略の「目玉」でもあった新幹線や原発の輸出が早々と破綻する中で、軍事=戦争が日帝の延命策となってきていることは歴史的な重大情勢だ。労働者を職場でこき使い、過労死させ、福島の子どもたちを見殺しにし、青年労働者・学生を戦場に送って死を強制する安倍を断固打倒しよう!
 集団的自衛権=日帝による侵略戦争・帝国主義戦争を阻止する力は、階級的労働運動と労働者国際連帯だ。国鉄(JR)、自治体、全逓(JP)、教労の4大産別を先頭に、全職場に闘う労働組合をつくろう。
 6月29日投票の杉並区議補選で、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補が「集団的自衛権絶対反対・安倍政権打倒!」「団結し生きるために闘おう!」「労働組合の拠点を建設しよう!」と真っ向から訴え、4332票をかちとった。この杉並区議補選を闘いぬき勝利したことは本当に決定的だった。
 安倍政権は階級的労働運動を圧殺できずに戦争への道に踏み出した。何よりも国鉄分割・民営化絶対反対を闘ってきた動労千葉が、反合理化・運転保安闘争路線を貫いて外注化阻止のストライキに決起し、外注会社=千葉鉄道サービス(CTS)の労働者の組織化を通して外注化を粉砕する新たな闘いに決起している。さらに動労水戸は6月30日、常磐線の竜田駅までの延伸と被曝労働に反対して第3波のストライキに立ち上がった。
 安倍政権が戦争突入を宣言しようと、労働者が職場・生産点で立ち上がれば戦争は阻止できる。国鉄10万筆署名を完全達成し、最高裁決戦に勝利しよう。全国に動労総連合をつくろう。10・1郡工外注化を阻止しよう。
 獄中39年を不屈・非転向で闘う星野文昭同志と団結し闘おう。革共同に結集し、プロレタリア革命勝利へともに前進しよう。7・13三里塚現地闘争に決起しよう。7月革共同政治集会の大成功をかちとろう。8・6ヒロシマ―8・9ナガサキを闘い、安倍打倒の8・17大集会に総結集しよう。
 そしてこの7月、機関紙拡大と夏期一時金カンパ闘争を一体の闘いとして全力で推進しよう。

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革共同政治集会
 戦争か革命か
 歴史選択をかけ、巨大な労働者細胞を建設し、2010年代中期階級決戦勝利を切り開こう

〈東京〉
基調報告 大原 武史
7月27日(日)
午前11時30分開場
豊島公会堂(東京都豊島区東池袋1―19―1)

〈関西〉
基調報告 夏美 優一
7月20日(日)
午後0時30分開場 午後1時開会
大阪市港区民センター(大阪市港区弁天2―1―5)

〈東北〉
基調報告 岡崎 康史
7月27日(日)
正午開場 午後0時30分開会
仙台市太白区文化センター展示ホール(仙台市太白区長町5―3―2)

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