団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』06頁(2644号06面03)(2014/08/18)


団結ひろば 投稿コーナー

評価制度絶対反対!現業総会で訴え闘う 自治体労働者 渡辺洋子

 7月31日〜8月2日、熊本において自治労現業総会が行われました。今年の最大の焦点は、4月の地方公務員法の改悪に伴う評価制度を「積極的に導入するのか」「絶対反対で闘うのか」でした。
 私は現業総会で発言しました。「評価制度について『法律で決まったから仕方ない』ということではない。労働組合が方針を出しきって闘ったとき、必ず現場労働者の決起が生まれる。それを自分の組合の経験から本部に提起したい。現場で闘ってきた任用替え絶対反対の闘い。当局の攻撃に対してプレッシャーの中でも、組合役員が決断して行動を開始したとき、現場労働者の市長への怒りが爆発し、新たな闘いに発展していっている。だから本部にも現場を信頼して闘う方針を出してほしい」と。
 本部からは「評価制度には反対はしない」と、がっかりする答弁でしたが、参加者たちといっぱい議論できたことが本当に有意義でした。特に民間委託と任用替え攻撃はあちこちで起きていて、「現業アクションプランは事実上の任用替えだ」と、いろんな人が口にしていました。
 さらに、大阪市で問題になっている、現業の民間への転籍(非公務員化)攻撃に対して、「これは解雇攻撃ととらえて絶対反対で闘おう」という提起はまったくなくて、「転籍交渉のポイント」とあらかじめ屈服の条件交渉方針が出されたことに衝撃を受けました。何よりその最大の成果として社会保険庁の全員解雇攻撃に対して、処分歴のある組合活動家を条件交渉で日本年金機構に雇用させたことを例にあげたのは、社会保険庁労働者の解雇撤回闘争や国鉄解雇撤回闘争に敵対していることだと感じました。
 現業の闘いはまだまだこれから! あの国労で大激動が起きている今、8月28日、29日の自治労別府大会の位置はさらに決定的になっています! 攻め上るぞ〜!

委託反対抑える執行部に現場が怒りの声 自治体労働者 立石聡子

 今、私のいる自治体現業職場は、安倍政権による現業一掃―全面民営化攻撃の中で言いたいことも言えない、重苦しい状況です。施設が老朽化しても「建て替えて」という声すら「そんなことを言ったら委託にされる」と上げられない。
 なぜなら組合の執行部が、委託化の攻撃に絶対反対で闘うのではなく屈服し、むしろ攻撃を前提に自治労本部が進める「現業アクションプラン」で「もっと働こう」と現場を恫喝しているからです。資本主義・新自由主義と闘う展望を失い、労働者が団結すれば勝てることを否定し、「闘ったら負ける」「労使協調こそが生き残りの道だ」と当局と一緒に現場の怒りを抑圧しているのです。このような体制内労働組合のあり方が、立ち上がろうとする労働者にきわめて暴力的に襲いかかってくるのです。
今年の人事院勧告で打ち出された「給与制度の総合的見直し」に対しても、現場組合員に対して絶対反対を呼びかけるのではなく、「現行の昇格制度を見直すことで賃金の底上げをはかり、対応する」と言っています。
 これは新たに管理職的な地位を導入することで一部の「エリート」現業職員に現場を支配させ、労使一体を完成させるものです。まさに形を変えた任用替えであり、競争と分断・団結破壊、現業一掃攻撃を「労働組合」の側から一層推し進めるものです。
 こんなやり方に現場組合員は納得できないし、これ以上の団結破壊は許せないという怒りの声が上がっています。7・1閣議決定=戦争宣言に対する怒りと一体です。
 全国の仲間とともに職場の仲間と団結して「民営化・委託化絶対反対、非正規職撤廃!」「評価制度絶対反対!」を貫き、動労千葉労働運動に学んで闘う労働組合を現場労働者の手に取り戻していきたいと思います。

民営化めぐり起きる分断に団結づくりを 自治体青年 神谷 俊

 私は自治体職場に勤めています。現在は行政職として現業職場に配置されています。そこは行政職と現業職の職員が半分ずついる職場です。しかし、仕事内容は行政職も現業職もまったく変わりません。むしろ、チームワークが安全の要のような職場です。過酷な条件の中でも、誇りを持って業務を行っています。
 ところが、その職場は私が配置される以前から、民営化の話が出ています。それに対して、現場の先輩方は、「老朽化やコスト高騰の問題があるから、民営化しないと仕方がない」と言っています。
 また、私に対して現業職の先輩方から、「行政職の人はこの職場がなくなっても他の行政職に戻れるが、現業である自分らは仕事がなくなる」と言われました。明らかに分断が起きていると思いました。
 また、他の自治体職場の人の話を聞くと、自分の職場で起きていることは、他のところでも起きていることがわかりました。まさに、体制内指導部による「闘っても無駄だ」という裏切りがいまの現状をつくっていると思いました。
 現場でしっかりと団結をつくっていくことが必要だと思いました。

あわや大惨事の事故 JR日暮里駅で目撃 東京 田宮龍一

 3〜4カ月前の午後のこと、私はJR山手線の内回りに乗っていた。日暮里駅に着き、降りた。ホームを歩き出そうとしたとき、私の降りたドアから四つほど先のドアで、悲鳴が起きた。
 若い女性がホームと電車のすき間に落ちた事故であることが、すぐわかった。女性は腰から下が完全に落ち込んで挟まれてしまい、上半身だけが地上に現れているという形でもがいており、周囲の乗客が彼女を引き上げようと必死になっていた。彼女はベビーカーをホームに降ろしたあと、自分が降りようとして足を踏みはずしたのだ。
 とっさにその現場に近づこうと一歩踏み出したその時、電車のドアがすべて閉まった。複数の悲鳴が上がった。次に予想される惨劇が頭によぎり、私の顔から血が引いた。車掌がいる電車の最後尾からは、相当な距離がある場所だった。
 すかさず一人の乗客が「発車するな!」と大声を上げながら最後尾に向け全力で走っていった。
 そうしている間も、周囲の人たちが、懸命に彼女を引き上げた。電車は動かなかった。助け上げられた女性はホーム上にぐったりと座り込んだ。
 一連の事態が過ぎてしばらくたってから、やっと駅員が2人どこからか駆け寄ってきて、女性やそれを囲む乗客から事情を聴き始めた。
 昨今JR駅のホームには、駅員がいないことが当たり前になってしまった。この事故はその後、一切報道されていない。ということは、大中小の事故が私たちの知らないところで頻発しているということか。
 「あの時、電車が動いていたら……」と思い出すたび身の毛がよだつ。「闘いなくして安全なし」。その言葉の重大な意味を思い知らされた。

NAZEN品川結成1周年の感動的集会 東京 なんぶユニオン 田中洋子

 7月31日のNAZEN品川1周年集会に参加しました。DVD(5・31いわき現地闘争―辻川動労水戸副委員長発言)を全員で見て、なんぶユニオン副委員長が「MOX燃料を用いる原子炉の安定性」というテーマで講演を行いました。
 MOX燃料は、使用済み核燃料にプルトニウムを混ぜたもので、天然ウラン濃縮を使用する原発よりはるかに放射能が高く危険性が高い。
 最初に講師は、「帝国主義は核燃料=核武装を必ず持たざるをえない」と言い切りました。政府が再稼働をもくろむ川内、玄海、高浜原発はすべてMOX燃料。「ふげん原発」は20年以上前から小規模にMOX燃料で再処理技術を高めるためにやってきた(今は廃炉)。現在建設中の大間原発はそれを大規模にやろうとしている。大間を「電力確保のため」という説明で建設しようとしているが、核武装のためだという結論から入ったので、この後の専門的説明もわかりやすかった。
 政府・電力資本は、すべての燃料をMOX型にして新しく建設しようとしている。その炉の運転条件は既存のものとは異なり大規模になることは十分に予想される。稼働が失敗したら福島以上の事故が想定できると聞いてゾッとした。再稼働攻撃に怒りが燃えた。
 次に、NAZEN東京など各団体から連帯のあいさつを受け、NAZEN品川のメンバーから毎回参加している金曜行動への参加の呼びかけがあった。別の参加者は「原発労働者の魂の叫び」のオリジナルソングを歌い、集会を盛り上げてくれた。最後に行動提起を受け、8・17集会に向けて全力で闘うことを確認しました。
 南部地区から「反原発・集団的自衛権反対・非正規職撤廃」の闘いをつくり出す感動的な集会になりました。

8・6ヒロシマに参加 集会すべてよかった 東京 高村宏信

 8・6ヒロシマはいつもと一味違った。決定的違いは集団的自衛権を閣議決定した安倍が2年連続で広島に来たことだ。
 「被爆者代表から要望を聞く会」で、被爆者代表が「閣議決定は『過ちは繰り返しませぬから』という碑文の誓いを破り、過ちを繰り返すものだ」「原爆投下は戦争の結果生じたこと、集団的自衛権の行使容認はその戦争を引き起こす一歩になる」と「直訴」した。しかし安倍は、「行使容認による抑止力で日本は戦争に巻き込まれる恐れがいっそうなくなる」と答えた。
 今年の8・6は、43年ぶりの3度目の雨らしいが、雨をものともせず、安倍に対してこれ以上ない怒りをデモでたたきつけた。
 私は、45年前の1969年、学生時代に初めて原爆資料館を見、8・6デモに参加し、反戦に決起していったが、今回久しぶりに原爆資料館を見学して驚いた。展示物は同じで変わらないはずなのに、私の感じ方が数百倍、数千倍と変わっていた。体は砕けそうになり、頭の中が真っ白、前に進めなかった。目には怒りの涙があふれ、69年前の原爆投下によって30万人を虐殺した歴史的事実をみすえるのに時間がかかった。
 今回、デモの前後に五つの集会に参加した。すべてよかった。すばらしすぎたくらいだ。韓国反核医師会のキムイクジュンさんの「なぜ日本は原発を続けるのか」の提起。イスラエル軍のガザ侵攻を弾劾するパレスチナ人のメッセージ。「今の社会が腐り果てているとすれば、それを変えられるのはわれわれの団結だ」という動労千葉の田中委員長のまとめにすっきりした。

革共同集会に初参加 素晴らしい基調報告 北関東 平井重子

 初めて参加した革共同集会、良かったです! 集団登下校みたいなのも、驚くより「幾多の困難の結果なんだろうな」と妙に感心しました。
 大原武史さんの基調報告が労働者初とのことで素晴らしい場面で同じ空気を吸うことができて幸せです。まったくそれを知らなかったので大原さんと聞いたとき、しごく当然だと思いました。
 女性が多く参加し、ともに闘うってとっても大切ですよ! 食べ物の安全も、環境問題も、子育ても、賃金もそれぞれが別個の事案じゃなくて、すべてが政治の問題に直結していることに気づけば、もっと多くの女性の結集がなされるのかと思いました。
 先日から中国の食品の安全性に大きな問題があると盛んにTVなどが流していますが、私にはあれが10〜20年後の日本の姿に思えてなりません。貧富の差が大きくなり、金が支配する世界なら大いにあり得ることです。民族だの地域だの洋の東西、老若男女関係なく悪いことはどこでもいつでも同様に起きますから。現在のイスラエルによるガザ虐殺攻撃をみても。
 昨日、映画「チスル」を観ました。戦争、住民虐殺、イデオロギーの違いを憎しみに転化させる方法も同じです。若い人は頼もしかった! 若者が気付くことに大人が目をつぶっちゃダメです。一緒に頑張りましょう!
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