帝国主義労働運動うち破り第2次安倍改造内閣打倒を 動労総連合を全国につくろう

週刊『前進』06頁(2649号05面01)(2014/09/22)


帝国主義労働運動うち破り第2次安倍改造内閣打倒を
 動労総連合を全国につくろう


 9・11郡山車両センター包囲闘争は、全国から650人の結集で大高揚した。JR東日本の10・1業務外注化策動に怒りの反撃をたたきつけ、JR東資本のみならず日帝・安倍政権、闘争破壊の先兵=国労本部に大打撃を与えた。この秋こそ、青年労働者の圧倒的な組織化を進める決戦の時だ。9・11郡山闘争の大高揚を力にして、全国に動労総連合をつくろう。国鉄不当解雇撤回・最高裁決戦勝利の10万筆署名の達成へ全力で闘い、全国各地で国鉄集会をかちとり、JR労働者の組織化へ全力で闘おう。そして、一切の力を総結集し、戦争・民営化と対決する11・2全国労働者総決起集会(日比谷野音)の1万人結集へ闘おう。

郡山工場・橋本さんの断固たる決起に続こう

 「郡工は私たち現場労働者がつくってきたもの。それを勝手に外注化することは許せない!」
 9・11集会で国労郡山工場支部の橋本光一さんはこう訴えた。これは、郡山工場で働くすべての労働者の思いだ。外注化の狙いはコスト削減と団結破壊であり、それは労働者の非正規職化、労働強化、労働条件の破壊をもたらす。労働者の誇りを踏みにじり、安全を崩壊させ、職場の団結を破壊する。非正規職化は低賃金で一生涯、昇給もなく、いつ首を切られるか知れない不安の中で、奴隷のように働くことを強制される。これでは将来に夢も希望も持てない。
 「ふざけるな!」と、青年の強い怒りが爆発している。郡工労働者の未来は郡工だけの問題ではなく、JR全体の、さらには日本の6千万労働者階級、2千万青年労働者の未来のかかった問題だ。動労水戸や動労千葉、動労総連合の青年労働者が全力で決起した。さらに、10・1外注化阻止へ全力で闘おう。
 橋本光一さんは徹底的な職場討議を牽引(けんいん)し、党派の違いをのりこえて職場の団結をかちとり、いったんは郡工支部主催で9・11闘争を闘う決定まで上り詰めた。これに、国労本部は震え上がって、闘争の中止を強要したのだ。
 この妨害をはね返して決起した橋本さんが、工場包囲デモで仲間に呼びかける姿は感動的であった。構内からデモ隊を注視し、耳を傾ける労働者の姿も見られた。9・11闘争は工場内外の決起としてかちとられたのである。
 橋本さんの闘いは、腹を固めて退路を断って立ち上がった一人の決起が、どれほど多くの労働者の魂を揺り動かし、行動に立ち上がらせるかをはっきりと示した。「一人の人間に『現状を変える』というやむにやまれぬ闘いの火が宿った時、すでに現実は変わっている。その火が炎となって次々と人びとに燃え移る。そのようにして歴史は動き、切り開かれていく」(夏季特別号アピール)。これは、8・9長崎平和祈念式典での城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんの決起にも通じるものである。どんな反動も、郡工労働者の魂に宿った炎を消すことは、絶対にできない。
 今回の国労本部のむき出しの闘争圧殺策動は、今日の国労本部の危機と崩壊をさらけ出した。夏の国労大会では、単一体としての国労の解体=企業別分割、連合加盟、「国労」の名称変更という転向路線が提案され、混乱の中で日本共産党=革同や社民党、新社会党など全党派がこれに加担、屈服した。そこに示されたものは、日帝・新自由主義の危機と破綻、全党派の急激な崩壊の現実である。このことが全社会的に起きており、体制内労働運動が本格的に帝国主義労働運動への転落を深めている。
 まさに労働組合の権力をめぐる攻防の中に、労働者階級の未来がかかっている。JRの青年労働者は心から、闘う団結、闘う組合を求めている。「動労総連合を全国に」の大方針は、この青年労働者の必死の思いに全力で応える、大飛躍をかけた闘いだ。この闘いが日本労働運動の未来を決める。この秋、全国各地で国鉄集会をかちとり、国鉄10万筆署名をさらに押し広げて、11・2労働者集会へ上りつめよう。全産別で体制内労組幹部の反労働者的正体を徹底的に暴き、職場の怒りを組織し、労働組合権力を現場労働者の手に奪還しよう。

国鉄決戦の爆発で安倍・葛西―JR体制打倒へ

 2010年代中期階級決戦は、日本革命の成否をかけた決戦である。大恐慌の激化・深化と全世界的な争闘戦の軍事化・戦争化の中で、日帝は支配の危機を戦争で突破しようとしている。
 第2次安倍改造内閣は、19人の閣僚のうち15人が右翼組織「日本会議」のメンバーという、さらに対米対抗的な極右反動政権である。自民党内の中間主義的な勢力は排除され、資本家階級は極右政治勢力に運命を委ねた。だが、安倍改造内閣は、凶暴ではあるが内外に危機を抱え、自民党内にも対立・暗闘を抱えた脆弱(ぜいじゃく)な政権である。階級闘争はますます激化し、革命的情勢は成熟してゆく。
 日帝政治権力の中枢に葛西敬之(JR東海名誉会長)がいる。葛西こそ1980年代に国鉄職員局次長として国鉄分割・民営化の先兵となり、国鉄労働者20万人の首を切り、組合つぶしの不当労働行為の先頭に立った極悪の人物である。動労千葉、動労水戸は、この葛西らの労組破壊攻撃と真っ向から対決して30年間勝利してきた。
 だから、われわれは葛西を絶対に打倒できる! 安倍・葛西体制を打倒すれば、プロレタリア革命の道が圧倒的に切り開ける。国鉄決戦は日帝中枢、安倍・葛西体制を直撃し打倒する決戦である。全力で勝利しよう。

原発再稼働へ絶望的な突進

 原子力規制委員会は10日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)が「規制基準に適合」との審査結果を決め、再稼働にゴーサインを出した。だがこれは、田中俊一委員長自らが「(大事故の)リスクがゼロとは言っていない」と責任逃れするほどのいい加減で無責任な、最初から「再稼働の結論ありき」の政治的決定である。絶対に許せない。
 これを受けて政府は12日、川内原発での避難計画と再稼働の政府方針を出した。その核心は自衛隊・警察の出動と労働者の徴用で、原発から30㌔圏内の住民の避難・移動の自由を禁圧し被曝させることだ。資本家階級を守るためには、子どもたちを含む住民や労働者が被曝しても死んでも構わないというのだ。帝国主義支配階級が行う戦争と同じ手口だ。原発と戦争は根っこでつながっている。
 安倍政権は全国の原発の再稼働と輸出政策の成否をかけて、川内原発の再稼働を強行しようとしている。反原発闘争の正念場だ。9・23さようなら原発全国集会―9・28ストップ川内原発再稼働!全国集会(鹿児島市)に結集し、怒りのデモをかちとろう。

2010年代中期階級決戦の勝利を開く11月

 この間の安倍を先頭とした「朝日新聞バッシング」の階級的本質は、問題の核心をねじ曲げ、「国家の威信を傷つけた」と安倍に批判的な報道機関を攻撃し、労働者階級人民の改憲・戦争・原発への怒りと闘いを押しつぶそうとする一大反革命である。秘密保護法の制定や学校教育の国家統制強化とあわせて、7・1情勢下の戦争体制づくり、労働者階級への階級戦争である。だが「朝日」はもとより、すべての体制内「左翼」勢力もこれと闘えず、屈服を深めている。この攻撃を労働者階級の怒りの爆発に転化して反撃しよう。
 階級攻防の核心は、労働者階級を権力・反革命の側が組織するのか、それとも階級的労働運動、革命の側が獲得するのかの決戦である。この間、労働運動、戦争・改憲阻止、反原発などあらゆる戦線で党派闘争が激化している。党派闘争は、階級性の鮮明化とその貫徹をめぐる闘いである。何が労働者階級の利益であり、勝利の道なのかをめぐる階級闘争そのものである。ここでのあいまいさは団結の解体、権力への屈服をもたらすものでしかない。とことん階級性を貫き、帝国主義労働運動を打ち破り階級的労働運動の拠点建設をかちとろう。
 ①国鉄決戦、②戦争・改憲阻止、反原発、③革命的選挙闘争を2010年代中期階級決戦の3本柱として断固、闘おう。この秋、各地の国鉄集会を成功させよう。そして「動労総連合を全国に」の闘い、JR体制打倒・国鉄決戦勝利の闘いを、「党と労働組合の一体的建設」の力で前進させよう。
 『革共同50年史』下巻がついに発刊された。戦後革命以来の日本労働者階級の戦後史が、真に労働者階級の立場から総括された。労働者階級が真に誇りうる自分たちの歴史をもった。これはプロレタリア革命の勝利に向かう決定的な武器である。「前進」1万人読者網建設の闘いと一体で、労働者階級の中に広めよう。すべての力を11・2労働者集会の1万人結集に集中して闘おう。

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