11・2集会へ各界からの訴え

週刊『前進』06頁(2652号03面01)(2014/10/13)


11・2集会へ各界からの訴え

戦争・原発を止めるために団結しましょう 被爆者 NAZENナガサキ 城臺美彌子さん

 戦争が終わってからまだ69年しか経っていません。それなのにもう戦争の甘い汁を吸いたい人びとが戦争をしたがっています。
 戦争には必ず犠牲になる労働者、女、子ども、その裏にニヤニヤと笑い続ける死の商人たちがいることを忘れてはなりません。
 あの忌(い)まわしい戦時中、戦争を推し進めた上に、その責任をまっとうすることなく、うまく生き延びて、再び国政に関わった恥知らずな人を祖父に持つ政治家が、恥の上塗りとも意識せず、想像せず、今また、大変な間違いを犯そうとしています。安倍首相本人です。
 日中戦争勃発(ぼっぱつ)から15年、その最後の4年間はアジア太平洋戦争にだぶったのです。何度も何度もあった話し合いの解決の機を武力で押し切ってナショナリズムを通した結果、戦争は泥沼化し、国民の命はごみのように捨てられ、戦争の犠牲にされていったのです。
 今、再び、この指導者と死の商人たちは結びつき、その回顧(かいこ)主義は「日本を取り戻す」と高らかに叫び、「積極的平和主義」と、真の平和とは似ても似つかぬ軍事用語を振り回しています。
 しかも、短時間で、切羽(せっぱ)詰まったようにあんなに急いで集団的自衛権の行使容認の閣議決定を行ったのに、現国会審議では集団的自衛権に関してはなりを潜(ひそ)めたように出てきません。
 国会周辺の声や集会に集まった人びと、国民の強い批判をかわす手でしょうか。たとえ質問されても答えはいつも変わりません。きっとコピペで答えているのでしょう。
 国会では必ず「国民には納得のいく説明を」と答弁する人が、こともあろうに8・9長崎平和祈念式典後、「集団的自衛権の容認は納得できない」と迫った被爆者に「見解の相違」と答え、足早に去ったのです。また福島では健康被害は「今もこれからもない」と断言し、「汚染水はコントロールされている」と大うそをぬけぬけと外国向けに発言しています。
 ふくしま共同診療所の闘いは、ナガサキ・ヒロシマの闘いでもあります。このような人にこのまま国政を任せていたら、多くの国民の命や人間らしく生きる権利をみすみす奪われていくこと間違いなしです。黙って見ているわけにはいきません。
 今、いろいろな職場の労働組合が立ち上がり、職場で闘う労働組合をつくってほしい。かつて私も教育現場で日教組組合員として38年間、賃上げ闘争などをやり、生きていく力を得ました。
 日本の未来のために、戦争・原発を止めるために集会に参加し、ともに団結いたしましょう。一人ひとりは微力(びりょく)だが無力ではないを合いことばに団結し、安倍政権にはお引き取りを願いましょう。

殺し、殺される戦争に追い込む安倍を倒そう 「許すな改憲!大行動」代表呼びかけ人 福島 椎名千恵子さん

 生きるか、殺されるか。それを強(し)いる敵がいるようだ。そうであるならば、その敵と闘う以外にない! その意地が身体中からグラグラと煮え立つような怒りと憎しみとともにわき起こった記憶がよみがえってきた。19の頃の決断だ。
 半世紀近くも前のベトナム反戦行動の日。10月8日、羽田弁天橋。「学生が一人殺されたぞ!」「オウッ!」「官憲の装甲車にやられた!」。激しい衝撃が背筋を走り抜けた。顔は涙でグシャグシャ。両腕は痛いほどガッチリと名も知らぬ人と組み合っている。デモ隊の足音、装甲車の走音が入り混じったすさまじい轟音(ごうおん)、真っ黒い空にキラッキラッと監視灯から走った白い光に恐怖で凍りついたことも事実だった。
 続く闘争の記憶は、催涙弾(さいるいだん)と投石の攻防の後、国会議事堂を背にして延々と続いたフランスデモ。勝ち誇るようにみなぎってきた解放感として残っている。
 生きるか、殺されるか! それが再び、目の前の課題として現れたのは、まぎれもなく2011年3月だった。福島原発事故は起きてしまった。選択の余地は放射能から離れるか、被曝に甘んじ、この地で生き抜くか。闘う! この問題の元凶の正体と真っ向から闘う。半世紀前にやり残したこと、自分へのツケを払い済ませていくこと、それが生きることと覚悟した。
 7・1集団的自衛権行使の閣議決定は安倍政権の戦争発動と受け止められ、全国を震撼(しんかん)させた。潮目(しおめ)が変わり、街行く人びとが「安倍を倒せ」と口に出す情勢になった。
 3・11以降、〝抗(あらが)う民〟が日本全土で立ち上がり、7・1でまたその数が増え続けている。この力が原発を止め、再稼働を阻止し続けている。
 8・17日比谷公会堂には「安倍を倒そう」と1830人が決起した。そこで「世界の労働者とつながり戦争を止めよう。社会を動かしている労働者階級の手に世界を奪い返そう」と誓い合った。
 9・11郡山闘争には、平日にもかかわらず全国から650人が決起して労働運動の復権と再生の水路を開いた。国労郡山工場支部の橋本光一さんのこれまでの粘り強い闘いと、それに呼応する動労総連合の若者たちの奮い立つ姿がその核心に座っていた。
 11・2労働者集会は、7・1以降のすべての闘いをさらに超えるものとして構え、一人でも多くの決起をつくり出すための行動に創造的に取り組むことが急がれるであろう。しかしそれは同時に、目の前の人に、当たり前に淡々と「戦争を始めようとしている安倍政権を倒しませんか。そうしないと生き延びていけません」と語りかけることでもある。
 いのちを殺す、殺される戦争に追い込む安倍政権を倒そう。労働者の闘いで人間を、いのちを大事にする社会に変えていこう。これが福島からの渾身(こんしん)の訴えです。

鈴コン分会の解雇撤回の勝利は11・2へ号砲 「許すな改憲!大行動」代表呼びかけ人 吉本伸幸さん

 闘う労働組合つぶしの不当解雇から3年。全国の仲間と一言では語れない熱い団結を固めながら駆け抜けてきました。その力で勝利しました!
 3・11のあった2011年から3年。怒りは深く広く拡大しています。全国にはわれわれの知らないところも含めて、必死に闘い、団結を求めている労働者が何十万何百万いると確信します。
 今、すべての職場で起きていることは、民営化・外注化と非正規職化、解雇の自由化、労働法制解体攻撃です。労働者同士を競い合わせ分断して、団結を破壊しています。長時間労働、過労死にまで労働者を追い込み、病気で働けなくなった途端に自主退職や解雇とする。新自由主義のあり方=「命より金もうけ優先」が社会、労働現場を覆(おお)っています。さらに消費税増税、再増税、社会保障制度の事実上の解体を通して高齢者、年金生活者などは排除され、生きることさえできない情勢です。
 しかし、これは資本家に労働組合が刃向かわない、闘わないことを前提としてのみ成り立つことです。資本家は労働組合幹部を取り込み、手先として使いますが、職場での労働者の怒りは爆発し始め、本物の闘う労働組合を求めています。
 この情勢の中、9月30日、ついに解雇撤回・原職復帰・非正規職撤廃を掲げ闘い続けているわれわれ鈴木コンクリート工業分会が、東京高裁で「解雇撤回・原職復帰」「期限の定めの無い雇用」「会社は不当労働行為に当たると認められる行為を一切行うことのないように最大限努めることを確約する」という全面勝利和解を資本に強制しました。
 職場で労働組合をつくって闘えば勝利します。鈴コン分会の闘いは、解雇撤回第2ステージから職場丸ごと組織化、地域・産別組織化の第3ステージに突入します。支援・連帯共闘に感謝するとともに、キッパリ「本格的闘いはこれから始まる」ことを宣言します。
 9・11郡山闘争から始まった「動労総連合を全国へ」を先頭とする国鉄決戦、10・1動労千葉ストライキの貫徹と固く一体の鈴コン解雇撤回勝利は、11・2への大きな号砲です。すべての労働者、青年は鈴コン分会に続き、職場で徹底的に労働組合で闘い、非正規職も正規職もともに闘いましょう。非正規職撤廃、闘う労働組合の復権を掲げた闘いで安倍政権を打倒しましょう。
 7・1閣議決定の安倍政権は、戦争にすべてをかけてきました。絶対に許せません。安倍政権に対して、社会を根底から変革する道筋をもって対峙(たいじ)し、歴史選択をかけた挑戦を全国各地の国鉄集会からつくり出そう。戦争・改憲・原発・民営化と解雇自由の安倍政権打倒を掲げ、11・2労働者集会を巨万の労働者、闘う労働組合の結集でかちとりましょう! (東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会書記長)

北中城選挙勝利の上に11・2大結集訴えます 沖縄・北中城村議会議員 宮城盛光さん

 全国の闘う労働者・学生・民衆のみなさん! 沖縄・北中城(きたなかぐすく)村議会議員の宮城盛光です。私は、全国の闘う仲間の熱いご支援とご協力により、今回、8期目の当選をかちとりました。ありがとうございました。
 選挙戦の勝利の上に、全国の闘う仲間、労働組合の仲間のみなさんに、11・2労働者集会への大結集を訴えます。
 7月1日、安倍政権は集団的自衛権行使容認の閣議決定で、日本が「戦争をする国」へと突進することを宣言しました。戦争と改憲、外注化・民営化・非正規職化攻撃に突き進む安倍政権はけっして盤石(ばんじゃく)ではありません。今こそ労働者階級の決起で打倒するチャンスです。
 労働者階級人民の怒りは、沖縄でも全国でも、ものすごい勢いで高まり始めています。去る9月7日の北中城村議会選挙での私の当選はそのことを示しています。
 私は今回の選挙戦を、労働組合=中部合同労組を前面に立てて、「民営化反対」「非正規職撤廃」「改憲・戦争反対」の3本のスローガンを掲げて闘いぬきました。このスローガンで多くの青年労働者の支持を獲得することができました。選挙戦の最中に新たな組合員の加入を実現しました。私たちの時代認識と路線の勝利です。
 この闘いは、動労千葉の外注化・非正規職化を打ち砕く闘い、動労水戸の被曝労働拒否・常磐線竜田延伸反対のストライキ、そして9・11郡山闘争の大決起と一体の闘いでした。
 国鉄闘争を基軸とした全国の労働者・労働組合があらゆる形で大反撃を始めています。沖縄でも9月20日、辺野古現地での新基地建設に反対する「県民大行動」に5500人が結集しました。ものすごい怒りが高まっています。「オール沖縄」で階級対立を覆い隠そうとする既成勢力・体制内派の思惑は打ち破られています。
 私たちは、北中城村議選の勝利の力で、来る11月の沖縄県知事選挙を「民営化反対」「非正規職撤廃」「改憲・戦争反対」を掲げて闘いぬきます。そして闘う労働組合づくりと拠点建設に勝利します。この力で安倍政権を打倒しよう!
 そして福島の原発反対の闘いと団結し、また三里塚闘争、無実の星野文昭さん奪還闘争と連帯して闘いぬこう! この力のすべてを11・2労働者総決起集会へ結実させよう!

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