2014年日誌 9月30日~10月6日 裁判員ストレス障害、訴え棄却/「川内の火山対策 安全」と安倍

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週刊『前進』06頁(2652号04面05)(2014/10/13)


2014年日誌 9月30日~10月6日
 裁判員ストレス障害、訴え棄却/「川内の火山対策 安全」と安倍


裁判員ストレス障害訴訟、原告の請求棄却 強盗殺人事件の公判で裁判員を務め急性ストレス障害(ASD)になった郡山市の青木日富美さんが国に200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が福島地裁であり、潮見直之裁判長は請求を棄却した。(30日)
英がイラク領内空爆 英空軍がイラク北西部の「イスラム国」の空爆に踏み切り、「イスラム国」の重火器拠点と武装車両を攻撃した。(30日)
川内村の避難指示を解除 政府は、福島第一原発から20㌔圏内にある福島県川内村の避難指示の大部分を解除した。20㌔圏内で今年2例目。(1日)
原子力規制委員長「御嶽山と一緒に議論は非科学的」 川内原発の噴火対策について、原子力規制委員会の田中俊一委員長は「(御嶽山の)水蒸気噴火と(川内原発で想定される)巨大噴火では起こる現象が違う。一緒に議論するのは非科学的だ」「御嶽山より大きい噴火が起きても影響はないと評価した」と述べた。(1日)
オスプレイ配備2年 米海兵隊MV22オスプレイが普天間飛行場に配備されてから2年を迎えた。現在24機が駐留している。(1日)
安倍首相、川内の火山対策「安全」  安倍晋三首相は川内原発の火山対策について「御嶽山よりもはるかに大きい規模の噴火を前提に厳格な審査を行っており、安全性は確保される」と述べた。(2日)
F15戦闘機、金属板落下 米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が飛行訓練中に重さ約2・5㌔のチタン合金製パネルを落下させた。(2日)
福島第一原発、がれき撤去中断 3号機の使用済み燃料プールに落下した燃料交換機を回収する見通しが立たず、がれき撤去作業が1カ月以上中断している。(2日)
米比訓練に自衛隊が初参加 フィリピン西部パラワン島沖で、米軍とフィリピン軍の合同訓練に日本の自衛隊員がオブザーバー参加した。自衛隊がフィリピン軍の実戦的な軍事訓練に参加するのは初めて。(2日)
鉄道パッケージ輸出に向け、三菱重工業の試験施設が完成 三菱重工業は、鉄道車両や制御システムの試験を行う国内最大規模の施設を広島県三原市に完成させた。(2日)
安倍首相、慰安婦「いわれなき中傷、誤報」 安倍首相は日本軍軍隊慰安婦について「『日本が国ぐるみで性奴隷にした』との、いわれなき中傷がいま世界で行われている。誤報によって作り出された」と述べた。(3日)
日米防衛指針、米軍支援を世界規模に 日米両政府は年内改定を目指す日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の中間報告に、世界規模での米軍支援を明記する方針を固めた。「日本有事」、有事には至らない「グレーゾーン事態」、集団的自衛権の行使など「平時から有事まで切れ目なく」米軍を支援することを明記する。(4日)
福島第一原発、作業員増で労災増 汚染水対策工事に伴い作業員数が前年比約2倍、1日5〜6千人が働く第一原発で、労働災害が増加。(4日)

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