金沢に国鉄闘争の旗 北陸国鉄集会20人で成功

週刊『前進』06頁(2655号02面02)(2014/11/03)


金沢に国鉄闘争の旗
 北陸国鉄集会20人で成功

(写真 JR松任工場などへの宣伝戦の上にかちとられた集会は勝利感に満ちた【10月19日 金沢市】)


 国鉄闘争の旗がついに金沢の地にひるがえりました。北陸国鉄集会が10月19日、石川県金沢市内で行われ、元国鉄労働者を先頭に20人が結集して大成功しました。
 動労千葉の長田敏之書記長が特別アピールを行い、「闘う労働組合をよみがえらせようと訴える唯一の集会が11・2だ」と呼びかけました。富山大学学生自治会の仲間が基調を提起し、「動労千葉労働運動をすべての職場で実践しよう」と訴えました。また、富山通運運転助手アルバイト解雇撤回闘争を闘う当該の北陸ユニオン副委員長は「自分たちの闘いが北陸の労働者の〝希望の星〟となるよう闘い続けたい」と決意を表しました。
 この集会を成功させるため、金沢最大の繁華街の香林坊や石川県庁前、JR松任工場、富山通運の事業所があるJR富山貨物駅前での宣伝行動が行われ、労組オルグも展開されました。その過程で800筆を超える国鉄解雇撤回署名を集めることができました。
 来年3月の北陸新幹線開業に伴い、在来線の北陸本線は第三セクター化され、富山で250人、石川で70人のJR労働者が第三セクターへの出向を強いられようとしています。これに対し、外注化に怒るJR労働者を動労総連合に組織する号砲として、北陸国鉄集会は参加者全員の勝利感に満ちてかちとられました。
(北陸ユニオン K)

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