安倍打倒したぞ!総選挙へ 新自由主義大学粉砕へ火柱立つ 全国学生運動の爆発が始まった 京大抗議集会に300人の怒り

週刊『前進』06頁(2657号01面01)(2014/11/17)


安倍打倒したぞ!総選挙へ
 新自由主義大学粉砕へ火柱立つ
 全国学生運動の爆発が始まった
 京大抗議集会に300人の怒り

(写真 京都大学のシンボルである時計台クスノキ前に300人が結集して怒りの抗議集会【11月12日 京都市左京区】)

(写真 夕方の講義室での討論集会で、全参加者は不当逮捕の3学生奪還と学生自治会運動の拡大を固く誓い合った)


 京都大学から、学生運動の歴史的大爆発へ巨大な突破口が開かれた!  闘う学生が情勢の主導権を握り、ついに打倒された安倍政権に対し怒りの火柱を上げた。「全国大学に戦争反対の学生自治会建設を!」の闘いは、ついに時代の最前線に公然と姿を見せた。
 焦りに駆られた安倍政権と警視庁公安部は11月13日に京大熊野寮を襲撃し不当家宅捜索を行った。だがそれに京大生は猛然と怒り、抗議をたたきつけた。11・2に不当逮捕された3学生に対し、東京地方裁判所は13日付で勾留延長を決定した。絶対に許さない。
 11月12日正午から「京都府警は謝罪しろ! 3学生を今すぐ釈放しろ! 全学緊急抗議行動」が京大時計台クスノキ前で300人が結集し打ち抜かれた。この行動は「戦争と民営化の安倍政権を倒せ」を掲げて闘われた11・2集会のデモでの学生3人への警視庁公安部のデッチあげ逮捕と、それに続く4日の「京大公安警察摘発事件」(公安刑事が京大構内に潜入し、全学自治会同学会中央執行委員会の宣伝活動を監視していたが、公安刑事は学生に取り押さえられ、大衆的な弾劾をたたきつけられ、追放された)を徹底弾劾する闘いだ。このような大学自治破壊、全学生への思想弾圧を許さないという怒りで団結し、闘いの全学的陣形をつくるために、同学会中執を中心とする実行委員会が呼びかけた。
 同学会副委員長の纐纈(こうけつ)貴文君が元気良く集会開始を宣言した。同学会書記長の作部羊平君が基調報告に立ち、「一連の事件は、戦争を推し進める安倍政権下で起きた大学自治の侵害であり、学生弾圧事件だ」「同学会中執は大学の自治の解体、学生自治活動への弾圧を許さない」と提起した。
 続いて、農学部生が農学部自治会常任委員会で採択した、京都府警弾劾の声明文を読み上げた。さらに、熊野寮生が寮自治会常任委員会で採択した声明を読み上げ「〝公安警察のスパイ活動は看過できない〟との声が多くの寮生から上がっている」と報告した。
 全学連の斎藤郁真委員長がマイクを握り、日比谷公園で男性が安倍政権に抗議し焼身した事件にも触れ「大学、社会のあり方がこれでいいのか、同学会中執とともに議論してほしい」と訴えた。

公安警察を次々と弾劾

 いよいよリレートークだ。集会の盛り上がりは最高潮となった。「警察が突然、デモ参加者にタックルしてきて『公妨』など絶対許せない!」「原発再稼働、増税など安倍政権の政策は1%の資本家が利益を得るだけだ。戦争も同じだ!」など、京大生が次々と怒りをほとばしらせた。
 高槻市から駆けつけた全国水平同盟高槻支部、植木団地労働組合の委員長と組合員から激励の差し入れとメッセージ、カンパが届けられた。
 最後に、大森靖之同学会委員長が行動方針を提起した。大森君は「委員長になって以降、今、学生自治会への確信を一番深めている」と明るく提起した。
 昼の大高揚を引き継ぎ、午後6時半から文学部新館第3講義室で討論集会が行われた。集会には150人の学生・労働者が結集した。
 連帯あいさつを全国金属機械労働組合港合同の木下浩平執行委員と全学連の斎藤委員長が行った。木下さんは、11・2集会があらゆる怒りを結びつけ、労働運動をよみがえらせる展望を示したことが安倍政権を根本からひっくり返す力となっていると提起した。斎藤委員長は、8年半でのべ126人の逮捕、13人の処分を出しながら闘われてきた法大闘争と、同学会再建以降の京大の闘いの最高到達地平が今回の大勝利だと提起した。
 昼の集会にも増して熱のこもった基調の提起を同学会書記長の作部君が行い、全参加者が拍手で応えた。

大学を戦争反対の砦に!

 法大暴処法弾圧裁判弁護団長の鈴木達夫弁護士が「大学自治と戦争」と題して記念講演を行った。鈴木弁護士は、冒頭、「安倍をついに倒す時だ!」と闘争宣言を発した。鈴木弁護士は「国家権力が全体重をかけてきた、青年・学生から政治を奪う攻撃を打ち破る巨大な一歩が始まった」と一連の闘いの意義をつきだした。さらに戦前の京都学連事件や滝川事件、52年の東大ポポロ事件など歴史を振り返り、「このポポロ事件での大学自治の考え方も今は違う」と、それを超える大学自治論を豊かに提起。「戦争の時代だからこそ大学をめぐる取り合いが激しくなっている」「一握りの資本のための大学から、労働者人民のための大学に!」「大学を戦争反対の砦に! そのための大学自治をうち立てよう」と訴えた。
 熱のこもった講演を受け、全参加者は法大闘争8年半を軸とした全学連の闘いが戦前・戦後の学生運動をのりこえる地平を形づくりつつあること、現在の京大攻防が歴史的意義を持っていること、戦争反対の学生自治会を全国大学に建設する闘いの正義性と展望を深く確信した。
 法政大学文化連盟の武田雄飛丸委員長、広島大学学生自治会の学生、東北大学学生自治会の澤田光司副委員長、沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が闘いの報告と決意表明を行い、広大と東北大から連帯の激布が手渡された。
 最後に、集会宣言を拍手で採択し、①京都府警は謝罪せよ、②3学生を釈放せよ、③京大当局は山極壽一総長の責任で声明を出せの3点を要求した。大森君が団結ガンバロー三唱で集会をしめくくった。全国学生運動の大爆発へ進撃しよう。

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