109人解雇撤回へ籠城 C&M非正規支部を激励

週刊『前進』06頁(2657号06面02)(2014/11/17)


109人解雇撤回へ籠城
 C&M非正規支部を激励

(写真 希望連帯C&M非正規支部が解雇撤回で籠城している現場を激励訪問【9日午前 光化門】)

 9日午前、動労千葉訪韓団は、希望連帯労組C&M非正規支部が109人の間接雇用非正規労働者の解雇撤回と雇用継承、生存権保障を求めて光化門のファイナンスビル前で野宿籠城しているテントを激励訪問した。
 11月集会に来日したカンソンドクさんが籠城中の組合員とともに迎えてくれた。彼も7月1日、外注先企業から組合員だという理由で雇用継承を拒否された被解雇者だ。
 C&Mはケーブル業界3位の大手だが、大株主のMBKパートナーズが収益を狙って売却を画策、これに対し今年6月、C&M支部とC&M非正規支部が共同ストライキに突入したが、C&Mは外注先業者を変更する過程で組合員の狙い撃ち解雇を始めた。以来、10月7日までに被解雇者は109人となった。
 カンソンドクさんは、「人間を差別するな!」と書かれた横断幕を紹介し、「組合員は非正規職が500人、正規職が300人です。野宿籠城は今日で125日です。資本は私たちを紙コップのように使い捨てようとしている。皆さんの大きな連帯、団結をお願いします」と訴えた。
 田中委員長は「解雇も非正規職問題も組合つぶしも全部日本と同じだ。こんな社会のあり方は絶対に間違っている。固く団結し闘う」と応えた。
 12日未明、カンソンドクさんとイムジョンギュンさんが高さ20㍍の広告塔に登り、高空籠城に突入した。「非正規職109人大量解雇! MBKとC&Mが責任をとれ!」と要求している。連帯行動に立とう!
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