衆院選勝利-労働者党建設へ 絶大な冬期カンパを訴えます

週刊『前進』06頁(2660号03面02)(2014/12/08)


衆院選勝利-労働者党建設へ

 絶大な冬期カンパを訴えます


 『前進』読者のみなさん、すべての労働者のみなさん。衆院選闘争の真っただ中、鈴木達夫弁護士の勝利をかちとるため、今すぐに、革共同に絶大なカンパを寄せてください。

安倍・自民党にトドメを

 同じく鈴木達夫弁護士を押し立てて闘った都知事選に始まり、11・2全国労働者集会を頂点とする2014年の階級的労働運動の前進が安倍を打倒し、衆院解散・総選挙に追い込みました。11・2労働者集会に結集した5700人の仲間全員が、今度はこの衆院選闘争で怒濤(どとう)のように総決起し、杉並を鈴木旋風で席巻し、勝利をかちとりましょう。断崖絶壁に追い詰められた安倍の悪あがきを許さず、安倍と自民党政治にトドメを刺しましょう。
 そして、この歴史選択をかけた巨大な革命的選挙闘争のただ中で、労働者が主人公の新しい社会を切り開くために、新しい労働者の政党を本格的につくり出しましょう。革共同は、労働者階級とともにその最先頭で闘いぬく決意です。
 安倍は解散・総選挙にあたって、一方で、消費増税の延期というペテンを弄(ろう)しながら、他方で、1年半後には経済情勢にかかわらず必ず増税するという「増税宣言」をして大反発を買いました。すると一転して「アベノミクスの是非を問う」選挙だとわめき始めました。直近にGDP(国内総生産)の2四半期連続のマイナス成長が発表され、アベノミクスの失敗が誰にも明らかになっているにもかかわらず、「景気回復、この道しかない」、ほかにあるなら言ってみろ、とヤケクソの恫喝に及びました。完全に墓穴を掘ったのです。
 鈴木達夫弁護士は、「安倍政治を断ち切れ! 労働者が主人公の社会を」というスローガンを真っ向から掲げ、次の6点を訴えています。①アベノミクスと戦争に絶対反対! ②福島の怒りとともに反原発! ③労働者は奴隷じゃない! ④消費税は全廃! ⑤公安の弾圧と闘う! ⑥新しい労働者の政党をつくろう!
 鈴木達夫弁護士は、アベノミクスこそ「貧困と首切りと非正規職、戦争への道だ」と断じ、アベノミクスのうそとペテンを徹底的に暴いています。アベノミクスと一体の改憲と戦争に絶対反対を訴えています。
 そして、「この道しかない」という安倍の恫喝に対して、真正面から、1%の資本家とその政府を99%の労働者の団結した力で倒して、みんなが人間らしく幸せに生きられる社会をつくろうと呼びかけています。すなわち、労働者革命による資本主義の打倒、共産主義社会の建設を鮮明に対置しています。これこそ唯一の選択肢なのです。

崩壊した資本主義社会

 アベノミクスの崩壊は、資本主義と資本主義社会の崩壊にほかなりません。人間らしく生きられなくし、夢も希望も絶つ新自由主義のもとで多くの人が閉塞(へいそく)感を感じています。右から「左」まで、既成の腐り果てた体制内政党では何も変わらないとみんな思っています。誰もが根本的な変革、「革命」を求めています。
 問題は、この革命の道筋を鮮明に指し示すことです。革共同は、革命党としての使命に燃えて、鈴木達夫弁護士とともに、今回の衆院選でこの歴史的かつ喫緊の課題に挑戦します。「労働者が主人公の社会を」――杉並の有権者45万人に真っ向から労働者革命を訴えます。この闘いを全国にとどろきわたらせます。

革命的な労働者政党を

 革命に向かっての最短にして唯一の道筋こそ、階級的な労働組合の復権です。動労千葉、動労水戸、鈴コン分会に続いて、誰もが信頼を寄せる力ある労働組合の姿を社会に登場させることです。「動労総連合を全国に」建設し、国鉄労働運動の責任勢力に飛躍することを基軸に、4大産別を先頭に、階級的労働運動派が数十、数百の規模で労組権力を打ち立てることです。労働組合を基軸に地域拠点を無数につくることです。
 そして、この労働組合を基盤にして、これと一体で、労働者階級が自らの政党をつくりだすことです。革共同は、日本労働者階級の闘いの総括書である『現代革命への挑戦――革命的共産主義運動の50年』の地平に立って、今、このような本格的な革命的労働者政党への脱皮と飛躍をかけた闘い、生みの苦しみの真っただ中にあります。
 日本におけるプロレタリア革命の現実性を開示し、その壮大な展望を切り開くために、革共同は鈴木達夫弁護士を押し立てて、今回の衆院選決戦に挑んでいます。衆院選決戦は、2010年代中期階級決戦の本格的な突破口を切り開き、現代革命をたぐり寄せる闘いです。労働者階級人民の未来をかけたこの決戦になんとしても勝利するために、革共同に絶大なカンパを寄せていただきますよう、重ねてお願いします。

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