闘いは進む 青年の職場から 合同労組 衆院選街宣に総決起し、革命のゴング鳴らそう 東京西部ユニオン青年部長 奈良桃子

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週刊『前進』06頁(2660号03面03)(2014/12/08)


闘いは進む 青年の職場から
 合同労組 衆院選街宣に総決起し、革命のゴング鳴らそう
 東京西部ユニオン青年部長 奈良桃子


 「社会を動かすのは労働者だ」「資本家の支配から職場を奪い返そう」という職場での闘いと国鉄闘争が、アベノミクスと戦争、原発再稼働への怒りと結びつき、ついに安倍を打倒しました。解散・総選挙に追い込まれた安倍は、1%の資本家の延命のために大量首切りと戦争に突き進んでいます。
 この怒りを、衆議院議員候補・鈴木たつおさんを先頭に闘う労働組合のもとに組織し、杉並から「労働者が主人公の社会をつくろう」と革命のゴングを全国・全世界へと打ち鳴らそう! それは投票日までの残り1週間の私たちの奮闘にかかっています! 皆さんに呼び掛けます! 街宣へ、街宣へ、街宣へ! 日本階級闘争の最前線・杉並でかちぬき、その熱気で職場の組織化を前進させていきましょう!
 300人でうちぬいた公示日前夜の「自民党打倒、安倍・石原の延命を許さない!12・1阿佐ケ谷デモ」では、飲食店で働く青年労働者が次々と店から出てきて真剣なまなざしを向けコールに聞き入りました。街宣では労働者が「戦争を止めるために行動したい」と選挙ボランティアに加わっています。労働者の誰もが本物の労働組合・労働者党の力ある登場を心の底から求めています。それは共産党や連合・民主党ではなく、私たち動労千葉派の労働組合と革共同にほかなりません。
 東京西部ユニオンは結成以来、動労千葉労働運動に学び、解雇撤回、非正規職撤廃、反合理化、不当労働行為絶対反対を貫き、数々の分会を結成してきました。鈴コン分会はついに解雇撤回・職場復帰をかちとりました。今年6月の杉並区議補選では区内の郵便局で分会を結成しました。ブラック企業・日本郵政におけるひとりの青年の決起は、労働者の分断を目的としたスキル評価制度を根幹から揺さぶり、賃下げを撤回させ、団結拡大・拠点職場化に向かって前進しています。
 私たちは総選挙を「杉並区をひとつの職場」ととらえて街宣に決起しています。そして安倍の手先である民主党・田中区政の児童館全廃攻撃と闘い、絶対反対の団結を児童館職場につくりだそうと、組合の飛躍をかけて挑戦しています! 児童館42カ所を全廃する攻撃は、安倍の国家戦略特区・自治体丸ごと民営化の突破口です。児童館職場からの決起はこの攻撃を根幹から打ち砕き、全国の自治体労働者の「闘う労働組合をよみがえらせよう」という闘魂を呼び覚ます闘いです。
 石原のぶてるの「金目発言」を福島の怒りと一つになって粉砕し、自民党政治を断ち切る力が労働者にはあります。ダイエー労働者の全員解雇を認めた連合・UAゼンセン本部を許さず、区内のイオンに鈴コンの闘いを持ち込んでいきます。総選挙闘争を全力で闘い、大量解雇攻撃と闘う15年春闘の爆発を切り開き、「動労総連合を全国に」の闘いを職場から巻き起こそう! もう一人の革命家を生み出す闘いは杉並の街宣現場にあります! 総力結集しよう!
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