金曜行動 〝今こそ安倍を倒せ〟 心打つ福島からの訴え

週刊『前進』06頁(2660号04面03)(2014/12/08)


金曜行動 〝今こそ安倍を倒せ〟
 心打つ福島からの訴え

(写真 「原発大好きな人びとには落選してもらいましょう」と安倍打倒を訴え【11月28日 首相官邸前】)

 衆議院が解散し総選挙が切迫する11月28日の金曜日、128回目の反原発金曜行動が首相官邸前と国会前で闘われた。選挙で安倍打倒を、という訴えが数多くなされた。
 官邸前では、福島県の浪江町から避難している女性2人が相次いで福島の現状を訴えた。
 最初の女性は「今、福島県は苦しみの中にいます。中間貯蔵施設、このためにどれだけの人間が今まで住んでいた平和な福島県を捨てなければならないか。絶対に原発は再稼働しないでください」と熱烈に訴えた。
 2人目の女性は、「3年8カ月前、原発から2㌔の浪江町から夫と二人で東京に避難して来ました。それ以来、夫はいろいろな病気にかかり70歳の若さで生涯を閉じました。原発再稼働後に事故が起きたら責任を取る? どうやってとるのですか。強制避難区域は現在でも東京都の半分の広さに達しています。失われたものの大きさを安倍さん、あなたは理解できないのですか。原発の再稼働は絶対に許せません」と涙混じりに訴え、参加した人々の心をうった。
 福島の怒りと団結し、全原発廃炉・川内原発再稼働阻止へ鈴木候補の必勝を!
(K)
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