衆院選最終日 安倍・自民ぶっとばせ! 鈴木候補〝杉並から火の手を〟

週刊『前進』06頁(2661号01面03)(2014/12/15)


衆院選最終日
 安倍・自民ぶっとばせ!
 鈴木候補〝杉並から火の手を〟

(写真 最後の演説を終え、「すずき!」「たつお!」の大コールの中、支持者の一人ひとりと握手をして回る鈴木たつお候補【13日 荻窪駅】)

 衆院選最終日の12月13日夜、JR荻窪駅北口で「安倍・自民党ぶっとばせ!行くぞ国会!たおせ石原!1000人大集会」が開催され、東京8区(杉並区)から立候補した鈴木たつお候補が選挙戦最後の熱弁をふるった。寒風の中、杉並区民と全国の支援者ら総勢1千人以上が結集し、熱気あふれる3時間の大集会がかちとられた。
 集会では、全国労組交流センター代表・田中康宏さん(動労千葉委員長)、同・辻川慎一さん(動労水戸副委員長)、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の吉本伸幸書記長をはじめ、階級的労働運動のリーダーが次々と熱烈な応援演説に立ち、「私たち労働者ともにとことん闘う鈴木さんを国会に送りましょう!」と訴えた。さらに憲法と人権の日弁連をめざす会代表の高山俊吉さん、大阪・泉佐野市議会議員の国賀祥司さんの応援演説が続いた。
 拍手と声援を受けていよいよ鈴木候補がマイクを握った。「安倍政治を断ち切るために、今こそこの杉並から火の手をあげよう!」――鈴木候補の熱弁に歓声があがり、道行く人びとが次々と足を止めて集会に加わる。演説を終えた鈴木候補はそのまま荻窪駅周辺を練り歩き、続々と駆け寄ってくる区民と握手を交わした。一帯には地鳴りのような「鈴木たつお」コールが続く。
 集会の第2部は、東京西部ユニオン副委員長・元杉並区議会議員の北島邦彦さんの演説で始まった。「自民党300議席なんて許せないと誰もが言っている。鈴木さんの勝利で『自民圧勝』の虚構を暴こう!」
 続いて、福島から大挙して駆けつけた応援団が登壇した。「私たちはもうこれ以上、子どもたちを被曝させたくない! 戦場に行かせたくない! 石原のぶてるには国会議員の資格などありません。鈴木さんを国会へ送りましょう!」――烈火のような福島の怒りの声に、通行する人びとが足を止めて聴き入る。
 第3部では、選挙ボランティアを担った荻窪在住の主婦が登壇した。「生活は消費税と円安で苦しくなる一方です。その上憲法9条を破壊し、中国との対立をあおって私たちを戦争に駆り立てようとしています。こんな政治を今すぐ変えるために、鈴木さんを国会議員にしましょう!」
 続いて、男女あわせて十数人の青年労働者が鈴木候補と並んで登壇すると、集会の盛り上がりは最高潮に達した。
 最後に鈴木候補が3度目の演説(要旨別掲)に立ち、「私は一人じゃない。われわれは必ず勝つ!」と力強く宣言して集会を締めくくった。
 鈴木候補の渾身(こんしん)の訴えは、杉並区民のみならず全国の労働者階級人民に確実に届いた。そして選挙戦の全過程を通じて、安倍・自民党が今次衆院選にかけた反革命的意図を粉砕し、いよいよ100万の労働者階級人民と結合し団結する確信をつかんだ。この勝利を出発点に、15年決戦勝利へ進もう!
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