国際労働運動1月号 解雇自由、賃下げにストで闘う

週刊『前進』06頁(2661号06面03)(2014/12/15)


国際労働運動1月号
 解雇自由、賃下げにストで闘う


【特集】
 世界大恐慌が「恐慌の中の恐慌」という深刻な危機に突入する中で、ヨーロッパ28カ国を擁するEU(ヨーロッパ同盟)は、世界大恐慌と戦争の重圧がのしかかる地域となっている。EUの中軸である共通通貨体制=ユーロ圏(18カ国で形成)は、「ユーロ危機」に揺さぶられ、戦後世界体制崩壊への発火点になっている。
 解雇と大失業が拡大する諸国で労働者階級のデモとストライキが激発している。ヨーロッパで恐慌・戦争に対して「生きさせろ」の闘い、世界革命を求める決起が始まっているのだ。一切はプロレタリア革命を実現する党と労働組合の一体的建設にある。
 第Ⅰ章は、EU危機、ユーロ危機の現状を具体的に検討し、特にドイツ帝国主義の帝国主義間・大国間争闘戦での突出と新自由主義攻撃の実態を見ていく。
 第Ⅱ章は、ヨーロッパ帝国主義の絶望的延命形態としてのEUの歴史を明らかにし、ウクライナ危機の本質に迫る。
 第Ⅲ章は、ヨーロッパ労働者階級の闘いが猛然と爆発する中にあって、イタリア、イギリスでの労働者階級の闘いに迫る。
【ニューズ&レビュー】
▽11・9韓国・民主労総全国労働者大会の報道。3万人が結集した大会に、動労千葉訪韓団90人も参加し、連帯して闘った。
【マルクス主義学習講座】
 「労働組合と国家――資本主義国家と闘う労働組合」は、05年ロシア革命と17年2月ロシア革命に入った。

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