総括集会の発言から

週刊『前進』06頁(2662号02面02)(2014/12/22)


総括集会の発言から

(写真 鈴木候補の応援演説に立つ北島邦彦さん【12月10日 阿佐ケ谷駅】)

革命を訴える勢力として
 学生代表 深田力さん

 1万6981票というのは、衝撃的なものを与えていると思います。
 私が今回重要だと思ったことは、ひとつの闘い、運動、路線というものは、ひとつの人格に体現されて初めて届くということです。日本の労働者民衆が戦後営々と築き上げてきたものが鈴木たつおさんの人生、生きざまという形で体現されることによって、こういう人格を生み出す運動にかけてみようというものが生み出されていった。
 もうひとつ、数の話をします。東京都知事選、2月9日の時は杉並区では772票だったんですね。今回ちょうど22倍。爆発的と言っていい。1年間かけて、都知事選から私たちが鮮烈に社会変革を訴えるラジカルな勢力として登場したことが、1万7千という数になった。
 さらに、今回投票率が52・66%です。前回から6㌽以上も下がっている。今の青年、学生の世代には、議会が粉砕すべき対象としてますます明らかになってきている。
 自民党の291議席は砂上の楼閣(ろうかく)です。22・6%の得票で、75・6%の議席。これが2年、3年もつなんてことはありえない。絶対に労働者民衆の反乱に撃たれて、崩壊していきます。
 街宣での反応は、全世代に受け入れられたのが非常に特徴的でした。われわれの主張は届いているし、深い深いところで、労働者民衆の怒りと結合していった。
 安倍への怒りといったときに、核心的に都知事選との最大の違いは7・1の集団的自衛権だと思います。要するに戦争で、帝国主義戦争で、国家のために死ぬ、若者が死んでいく、殺されていく、殺していくということがものすごいリアルに迫ってきていることへの怒りが、消費税やいろんな形の怒りと結びついたんだと思います。戦争とは、すなわちもうこの社会では生きていけない、戦争を止めるためにはこの社会を根本的に変える、革命だということが、けっして突飛なものでもまったくない時代に入った。
 今回、『前進』を一生懸命配って、購入を含めて1266部を12日間で配りました。千部を超えていったらひとつの物質力になります。ビラは告示から7万枚をまききり、あらゆる宣伝物が労働者民衆と呼吸するものになった。街宣でも労働者民衆の眼前で、真っ向から自らの主張を訴えて支持を得た。
 来年は安保国会です。安保関連法粉砕の巨大な国会デモ、巨大な反戦デモをたたきつける。その中で労働運動、学生運動、地域運動をさらに強く大きくし、主流派になり、多数派になることをかけて、2015年決戦をともに闘いましょう。

■全学連 坂野陽平書記長
 われわれに対する反応を紹介します。西荻窪で今朝会った30代くらいの女性が「鈴木たつおに入れました」と言ってくれた。参考にしたいのでどの点を支持したのか教えてくれますか?と聞くと「全部です」と言ってくれた。別の人は「この人だけが包括的な解決策を示している」と。
 労働者が主人公の社会、つまり革命の中身を唯一示して求心力をもった。それが1万7千票集まったのはものすごい。こういう地平があるからこそ、今回の選挙は出発点だと言えると思います。

■全学連 門田直子さん
 うぐいすは候補とともに、時には候補になりかわって区民の生活の中や、労働者の職場に入り込んで行きました。
 アベノミクスへの怒りが、中高年、サラリーマンの人たちの怒りとガンガン共鳴した。トラックに乗っている清掃の労働者や建設現場の労働者が宣伝カーに「がんばれ!」と大声で激励し手を振ってくれた。なによりも圧倒的に多くの子どもたちが反応してくれました。
 たくさんの女性たちがうぐいすに決起しました。学生だけじゃなくて労働者も主婦の方も、選挙戦を通じてものすごいアジテーターになっていった。これから権力をとりにいくんだと決意する主体をつくりながらの選挙戦でした。

■青年労働者
 この社会をどうやって変えるか。一つは政党をつくる、そういう力を持つ。もう一つは1%の資本家を職場からたたき出す、そういう労働組合をつくる。この2点です。
 具体的には、杉並の児童館民営化を絶対に止める。民営化・外注化を止める労働組合をつくる。国鉄分割・民営化の時は、国労が「できやしない」と言った。では僕らはどう闘うか。それは動労千葉を始め動労総連合で闘う。これを杉並につくる。自治体の中にもつくる。そうやって1万7千人に応えよう。

■労組選対本部長/東京労組交流センター 小泉義秀さん
 安倍は労働者階級の反乱をものすごく恐れている。労組選対として杉並区内の児童館、保育園など三百数十カ所を全部と、さらに100の労働組合を回った。
 特に桜井よしこが持ち上げているUAゼンセン傘下のスーパーにも入った。現場労働者は改憲勢力なんかじゃない。ビラで鈴コンの勝利を伝えてともに闘おうと訴えた。これがUAゼンセンを揺るがす闘いになった。
 杉並の労働者の中に鈴木さんの主張がガンガン入った。杉並に拠点をつくるためにこれからも継続してやっていく。

■杉並区民 荻窪在住
 1万7千票ですよね。しかも醜悪な野党連合、山本太郎さんを敵にまわしてです。新社会党の旗が維新と並んで、本当に気持ち悪かった。太郎さんはね、自分がとった7万票を売り渡した。共産党だとか既成政党の裏切りに辟易(へきえき)した僕らが投じた票を、自分個人のもののように勘違いした。太郎さんに入れた人で今回棄権した人は圧倒的に多い。
 労働者の階級的結集の後に、解体されつつある小ブルジョアがついて行きますので、よろしく。

■杉並区民 高円寺在住
 私は75歳ですが、5〜6年前までは政治にはまったく縁がなかった。5〜6年前、格差社会を感じた。公園に行くと倒産でプロレタリアートのおじさんたちがたくさん。世の中、こんなにおかしくなったのか、と。
 それと3・11原発事故。こんなことってあるのかと官邸前に行った。3年前には南相馬に行きました。たまたま市役所で会った桜井市長に私は「これは新しい政党と政治をつくらないとだめですよ」って言った。同じ意見を鈴木さんが言っている。時代は変わらなきゃ、変わるところに来たと思います。

■福島 椎名千恵子さん
 福島の天敵をやっつけました! われわれはずっと反原発運動の答えを出し続けてきました。金曜行動を続け、都知事選をやりぬき、今回もしっかり階級闘争として、新しい政党をつくるとまで答えを出した。
 だから子どもたちも応援してくれた。子どもたちが、あるいは人間それぞれが持っている根源的な生きることへの希求、それが炸裂(さくれつ)した。膨大な可能性があるということです。このまま行きましょう。
 来年の3・11、実行委員長は橋本光一さんです。階級的労働運動をしっかり立てる時です。

統一地方選は絶対勝利する
 東京西部ユニオン副委員長/元杉並区議 北島邦彦さん

 会議の前、荻窪駅北口で街宣をやっていたので驚いた方もあると思いますが、私北島と東京西部ユニオンは、年末年始、本気で闘っていきます。
 実は朝も荻窪駅で朝ビラをやったんです。その時、鈴木さんに投票してくれた清掃労働者が「よく出たな、しかしもう少し出ると思ったのにな」と。その後、何と言ったと思いますか? 「安倍は半年しかもたないな」と言ったんです。自公圧勝などとメディアは言っているが、その人はわれわれと一緒に政治の核心をつかんでいる。安倍の「この道しかない」なんてもう終わっている。
 来年の通常国会は、安保・改憲・戦争国会になる。2月国鉄決戦から3・11福島、4月統一地方選挙があり、5月沖縄もあります。この過程で安倍は打倒できるという地平をつかんだのが衆院選挙の核心だと思います。
 統一地方選挙を闘い、2010年代中期階級決戦の本格的な爆発をかちとりましょう。労働者階級の怒りはせきを切って奔流(ほんりゅう)となっています。
 全力でこの年末から来年にかけて闘い、4月の統一地方選挙は絶対に勝利しなければいけない。この闘いで、革命の道を手繰り寄せる。ともに闘っていきましょう。

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