各所で新たな交流 多摩局は齋藤委員長が先頭に

週刊『前進』06頁(2664号02面04)(2015/01/12)


各所で新たな交流
 多摩局は齋藤委員長が先頭に

(写真 全国の主要郵便局でたくさんのビラが配布された。写真は東京・日本橋郵便局【1月1日】)

 全国労組交流センターによる全国の主要郵便局への元旦ビラ配布が、今年も早朝から行われた。まだ薄暗い時間から出勤して来る多くの郵政労働者の手に、「労働者が主人公の社会を」と訴える労組交流センター全逓部会のビラと「郵政非正規ユニオンニュース」、各地区の合同労組のビラなどが次々と手渡されていった。多くの局で新たな交流が生まれ、用意したすべてのビラがなくなったところも多かった。
 東京多摩局では、2011年に同局を雇い止め解雇された郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長が、組合や地区の仲間とともに最先頭でビラまきを行った。出勤してくる労働者、夜勤明けで退勤する労働者のほとんどがビラを受け取り、「元気でやってますね!」「がんばって!」と声をかけてきた。組合結成以来、不屈に闘争を重ね、多くの仲間との合流を実現してきた郵政非正規ユニオンの闘いに、現場労働者が期待と信頼を寄せていることが明らかになった。その他の局でも、「ビラは必ず読んでます」と声をかけてくる人や、自分から手を差し出してビラを求める人が例年にも増して多かった。
 現場労働者の怒りはますます高まっており、誰もが闘う労働組合の登場を求めている。そうした現場労働者の思いが多くの局で非常に強く感じられた。
(N)
このエントリーをはてなブックマークに追加