国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ 地方委員会から新年の決意(上) 国鉄・反原発を軸に闘いぬき全九州に地区党を建設する 革共同九州地方委員会

週刊『前進』06頁(2664号04面03)(2015/01/12)


国鉄決戦で拠点建設と革命勝利へ
 地方委員会から新年の決意(上)

 国鉄・反原発を軸に闘いぬき全九州に地区党を建設する
 革共同九州地方委員会


 いよいよ決戦の2015年に突入した。革共同九州地方委員会は、再建8年半の闘いの上に、プロレタリア革命勝利に向かって総決起する決意である。
 革共同は2014年、大前進を実現した。戦争と民営化の安倍を国鉄決戦を基軸に追いつめ打倒する展望を開き、2010年代中期階級決戦の突破口を開いた。11・2全国労働者集会の大成功をかちとり、鈴木たつお候補を押し立てて12月衆院選闘争に大勝利した意義は画期的である。『前進』新年号は、「大恐慌と戦争をプロレタリア革命へ」の旗を鮮明にかかげ、「国鉄・反原発・安保決戦の爆発をかちとり、動労総連合を先頭に労組拠点建設を」「組織し、組織し、組織する」ことを確認した。2015年こそ大躍進の年であることが鮮明になった。
 九州地方委員会にとっても2014年は、飛躍の土台を築く1年であった。国鉄・反原発、星野文昭同志奪還の闘いを軸に、階級的労働運動と国際連帯の闘いを不屈に進め、九州全県に地区委員会を建設する本格的闘いを開始した画期的な1年であった。この苦闘と飛躍は2015年に必ず花開く。この確信をもって2015年決戦に踏み出したい。
 プロレタリア革命が希求されている。またプロレタリア革命以外に一切の問題の解決もない。そういう革命的情勢が到来している。大恐慌と戦争は、戦争の根源を取り除き、搾取と抑圧をなくし、労働者が主人公になる社会をつくりだす社会変革の時だ。その心臓はプロレタリアートである。全世界にとどろく労働者階級の憤激の叫びと闘いは、それがすでに始まっていることを告げている。
 2015年は、昨年をはるかに超える激突の年になる。すでに戦争と改憲、原発再稼働、民営化・外注化、非正規職化、大失業と増税、貧困を強制する安倍への怒りが職場、学園、地域から大噴出しつつある。この中心に国鉄決戦がある。九州地方委員会は、新年号の路線と大方針で自らを武装し、「大恐慌と戦争をプロレタリア革命へ転化する」ために総決起する。国鉄を基軸に、九州における労組拠点建設を進める。戦争と民営化推進の安倍の最後的打倒へ全力で闘いぬく。
 2015年は1月冒頭から国鉄と反原発の大決戦だ。国鉄決戦は2・15国鉄福岡集会の成功が決定的である。JR不採用28年目の日に、「1047名解雇撤回、民営化・外注化阻止、動労総連合をつくろう」と全国各地で集会が開かれる。JR体制をとことん追いつめ、打倒する新たな闘争宣言の日にするのだ。2・15国鉄集会を大成功させ、4・1JR行動を闘い、九州の地に動労総連合をつくっていく。最高裁決戦に勝利し、1047名解雇を撤回させる。またこれと結合して階級的な合同労組運動を強化し、公務員決戦の一翼を担って闘い抜き、階級的労働運動を大前進させる。
 反原発決戦も年頭から九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)の再稼働が大焦点になる。再稼働攻撃は追いつめられた安倍の絶望的あがきだ。「ストップ川内原発再稼働! 1・25全国集会」(鹿児島市)を突破口に川内原発再稼働を阻止し、3・11反原発福島行動'15に決起しよう。
 1〜3月の国鉄決戦、反原発決戦を、4〜7月安保決戦と戦後70年、被爆70年の8・6ヒロシマ―8・9ナガサキ闘争を見据えて闘う。4―7月安保決戦の高揚も1〜3月決戦の勝利の上にある。戦争国会を労働者階級の怒りで包囲し、戦争法案制定を絶対に阻止しよう。8・9ナガサキ闘争を大高揚させる。これと一体で7月星野絵画展を大成功させる。
 2015年は、地区党建設、地方委員会建設の面で画期的な年にしたい。その武器は『前進』である。階級的大激動のただ中で『前進』を武器に、県委員会、地区委員会を九州全県につくりだし、革命の砦にする。2015年決戦勝利へ、全国の同志とともに総決起する。

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