闘いは進む 青年の職場から 合同労組 機関紙改革を進め党と労働組合の一体的建設を 広島 東原優希

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週刊『前進』06頁(2668号03面04)(2015/02/09)


闘いは進む 青年の職場から
 合同労組 機関紙改革を進め党と労働組合の一体的建設を
 広島 東原優希


 昨年夏、私は地区の機関紙担当者になり、この間、地区党の労働者とともに拠点職場での機関紙『前進』読者網の拡大に挑戦してきました。その中で、青年労働者の一人として非常に重要だと感じたことを3点挙げたいと思います。
 一つ目に、「活動家の新聞から労働者の新聞への飛躍」です。それは、「セクト(党派)的な極左空論主義と形式主義的なきまり文句」を突破し、現場で闘う労働者の「感性」を土台にした新聞への変革です。実際に、「現場の労働者との機関紙の読み合わせを通じて、逆に学ぶことの方が多い」「機関紙を読む姿勢が変わってきた」という意見も寄せられています。
 最近、『前進』で始まった「用語解説」は、読者の理解を助ける意味でもとても助かっています。私も機関紙担当者として、まずは「完全読了」を目指してきました。今では文字を見ても眠気が来ないほど意識も変わってきました。
 二つ目に、「職場細胞と地区党の建設」です。「拠点建設」を「労働組合の拠点建設であるとともに党の拠点建設でもある」と位置付け、機関紙を軸にすえ、国鉄闘争基軸路線で組織することを意識してきました。以前は、労働組合の会議で機関紙を使うことに消極的でしたが、衆院選闘争を闘った鈴木達夫弁護士の「新しい労働者の政党をつくろう!」の呼びかけに応え、最近では、労組に新しく加入した組合員との討議でも機関紙を積極的に使っています。党と労働組合が一体性を持ってこそ、拠点建設が前進することをあらためて実感しました。
 三つ目に、「マルクス主義で情勢をとらえ、時代認識と路線で一致する」ことです。労働者階級の「団結」を心から信頼し、「労働者階級の自己解放の思想」で徹底的に組織することにかかっています。
 1・7シャルリー・エブド襲撃事件と1・20日本人人質事件への労働者階級の回答は、まさにレーニンが訴えた「帝国主義世界戦争を国際的内乱へ転化」する、という反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命の路線です。労働者階級が革命を起こすためには、党と労働組合の一体的建設と同時に、地域に「ソビエト(労働者評議会)」を建設する闘いも必要だと感じます。そのために青年が先頭に立って定期的に「労働学校」を開催し、広範な地域の労働者を結びつける団結体となることが、きわめて重要ではないかと思います。
 『前進』を「労働者階級の希望を組織する新聞」への変革は、やはり、労働者の投稿があってこそ実現します。なので今回、私も一念発起(いちねんほっき)し、いっそう力を込めて投稿しました!
 全国で2・15国鉄集会の大成功をかちとり、国鉄決戦の大爆発で安倍政権を打倒して革命勝利の扉を開く闘いに打って出ましょう!
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