2・22橋下打倒集会へ 橋下を倒すのは労働組合の力だ

週刊『前進』06頁(2669号03面02)(2015/02/16)


2・22橋下打倒集会へ
 橋下を倒すのは労働組合の力だ


 2月22日、大阪で橋下打倒集会が開催されます。大結集して闘おう。以下は集会を呼びかけるビラの内容です。(編集局)

闘う春闘を甦らせ、大阪都構想を葬り去ろう!
民営化・外注化絶対反対!
非正規職撤廃!

評価制度撤廃!
処分―解雇阻止!

公務員労働者はストライキで闘おう!

 橋下市長が就任して3年、市長と現場労働者の力関係は完全にひっくり返りました。一方、大恐慌はますます深まり、安倍政権が戦争と解雇・民営化の攻撃を全労働者に対してしかけています。
 橋下市長に対する相次ぐ不当労働行為認定は、闘う労働組合の力を示しています。民営化・外注化や評価制度を推進する労働組合本部の現状を変え、絶対反対で闘えば、全てを奪い返せるところまで来ています。橋下と闘い抜いてきた現場の力で、闘う労働組合を甦(よみがえ)らせ、橋下―安倍を打倒しましょう!

〈戦争と革命の時代〉―労働者の団結がすべてを決める!

 世界史はついに後戻りすることのない大恐慌と世界戦争過程に突入しました。フランスの1・7襲撃事件に続く日本人2人の「人質」事件は、世界大恐慌の激化・深化と新自由主義の崩壊のもとで、ついに世界戦争過程が始まったことを示しています。
 〈戦争と民営化〉に怒る世界の労働者は、この情勢を切り裂き社会の根底的転覆をかけた闘いに立ち上がっています。新自由主義による民営化・外注化、非正規職化、賃下げ・首切り・大失業と貧困化に怒り、ストやデモに決起しています。
 新自由主義の崩壊の中で、世界の労働者が直面している問題はひとつです。青年労働者のおかれている現実は、すべてが民営化・外注化と非正規職化攻撃がもたらした現実です。一切は労働組合をめぐる攻防にかかっています。

絶対反対で闘えば勝てる!

 橋下市長の登場以来約3年間、民営化と労働組合つぶしの激しい攻撃に対して、絶対反対を貫く現場からの闘いはこれを打ち破ってきました。橋下は「労働組合をのさばらしたらギリシャのようになる」と公言し、大阪市を丸ごと民営化し労働者のすべてを非正規職化することを宣言してきました。
 しかし現場労働者はこんな攻撃に屈することなく反撃し、逆に団結を打ち固めてきました。すべての攻撃を「団結権を破壊する不当労働行為だ」と見抜き闘ってきました。体制内の労組執行部が「よりよい民営化」を提案して現場の団結を破壊してきたことを許さず、闘う労働組合を甦らせるために闘ってきました。
 橋下市長は今やグラグラです。橋下民営化攻撃との闘いは、国鉄分割・民営化に対していかなる処分攻撃にもひるまずに、28年間も「民営化・外注化絶対反対」をかかげて闘ってきた国鉄闘争と一体の闘いです。

橋下にとどめを刺すのは労働組合の力です!

 戦争情勢への突入下、追いつめられた橋下市長や安倍政権による攻撃はさらに激しくなることは間違いありません。大阪市の保育士・幼稚園教諭への大幅賃下げ、学校事務職員の臨時主事(非正規職)解雇攻撃や不当配転の攻撃はその始まりです。労組執行部がどんなに頭をたれて屈服しても、職場に労働組合の団結が存在しているままで、「国家をあげて戦争をやる」ことなど絶対にできないからです。
 勝利の展望があります。何より階級的攻防の核心である国鉄闘争が、労組つぶしの「4・9和解」攻撃をはね返して発展し、労働者全体の〈闘う心棒〉として立っているからです。闘いの成否を決めるのは、闘う労働組合の拠点をうち立てることにあります。絶対反対を貫き、ストライキを闘う労働組合の旗、そこには無限の可能性があります。

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2・22橋下打倒集会
 2月22日(日)午後2時開始
 港合同・田中機械ホール(大阪市港区南市岡3―6―26 )
 主催 橋下打倒集会実行委員会

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