3・22首都圏春闘大行動へ 安倍と連合の「官製春闘」に階級の怒り爆発させ闘おう 集会実行委員会からのアピール

週刊『前進』06頁(2673号03面01)(2015/03/16)


3・22首都圏春闘大行動へ
 安倍と連合の「官製春闘」に階級の怒り爆発させ闘おう
 集会実行委員会からのアピール

(写真 昨年3月の春闘行動で、渋谷をデモ行進)

 3月22日、安倍に対するすべての怒りを結集して首都圏春闘大行動を行います(要項1面)。危機に立つ安倍の「官製春闘」に怒りを爆発させ、労働者の手で闘う春闘を打ち立てよう!

JRこそ安倍政権の先兵

 安倍政権は、私たち労働者を民営化・非正規職化による低賃金・過労死で、そして集団的自衛権の行使や憲法改悪によって戦場で、福島への帰還強制や原発再稼働による放射線被曝で、生きられない「地獄」へとさらにたたき落とそうとしています。安倍政権は「恐慌の中の恐慌」の中でのアベノミクスと国家財政の破綻、そしてアメリカやヨーロッパ、中国との軍事的な資源や市場、勢力圏争いで敗北している現実に追いつめられ、労働者の無権利化と改憲・戦争へと絶望的に突っ走っているのです。
 3月14日のJRダイヤ改定は「北陸新幹線や上野東京ラインの開業によって便利に」などというものではありません。始まるのは鉄道業務の全面的な外注化と労働者の非正規職化と労働強化、賃金の徹底的な切り下げ、安全の完全崩壊と地方の全面的な切り捨てです。必ず大事故が起きます。すでにダイ改を前にして、すべてのJR現場は大混乱をきたし、労働者の怒りがあふれています。
 その一方でJRは安倍政権の先兵として、福島第一原発近くへの常磐線再開やバスの運行など、フクシマの怒りを国家をあげて抹殺する、その先頭に立っています。安倍政権とJRは完全に一体であり、JRの姿はすべての資本・企業の「命よりカネ」「社会の存続よりも団結破壊」という姿です。安倍や資本家は社会を崩壊させてでも、戦争をやるために、闘う労働組合である動労千葉・動労水戸・動労総連合を解体し、福島の怒りを圧殺しようとしているのです。

8時間労働制解体許さぬ

 また動労総連合絶滅と一体の階級戦争として、安倍政権は労働基準法改悪=「残業代ゼロ・過労死促進法」の制定を狙っています。安倍と資本家たちはこれを「成果型労働制」「高度プロフェッショナル制度」などとうそぶき、一日8時間、週40時間の労働時間規制をなくし、時間ではなく成果で支払う賃金制度を導入しようとしています。
 これは単に「残業代がなくなる」というものではありません。適用された場合、8時間労働制(それ以上の労働、休日の労働は「時間外労働」となる)が解体され、残業や深夜、休日の割り増し賃金が一切なくなります。高収入の、一部の労働者だけが対象であるかのように言われていますが、現時点ですでに「詳しいことは省令で定める」方針で、なんの規制にもなっていません。労働者派遣法がそうであったように、いったん認めればすべての労働者に適用されます。したがって全労働者に対する大幅な賃下げ攻撃です。
 1987年の国鉄分割・民営化で発足したJRの中で最も危機に立つ貨物会社は、安倍の最先兵として3月から、祝日勤務手当などの廃止・削減に踏み込みました。1万円以上の賃下げです。まさに残業代ゼロ―過労死促進法を先んじて実行し、安倍政権の先鞭(せんべん)をつけているのです。JR貨物本社へのデモとして闘いとられる3・22春闘大行動は全階級の怒りを体現した闘いです。

全国に動労総連合結成を

 JRダイ改も8時間労働制解体も、歴史を100年も後退させる労働者への攻撃です。しかし連合や全労連はまったく闘おうとしません。このような労働運動の後退は、1980年代の国鉄分割・民営化という新自由主義攻撃に闘わなかったことから始まりました。国鉄労働運動は戦後一貫して、日本労働運動の基軸です。だからこそ当時の首相・中曽根はその解体をとおして戦争と非正規職化=労働者の無権利化をねらいました。この攻撃に動労千葉・動労総連合以外のあらゆる労働組合・勢力が屈服した結果、今日の青年労働者の生きられない現実があります。今の労働組合は連合やUAゼンセンを始め指導部が会社・当局と一緒になって賃下げや首切りを進めています。「官製春闘」は安倍と連合が結託した大ペテンです。
 しかし安倍の「日教組やじ問題」から見えるのは、動労千葉を先頭とする国鉄闘争を結集軸にして、労働組合が存在し続けていることに対する恐怖と焦りです。だから安倍とJRは「第2の分割・民営化」攻撃の始まりとして3月ダイ改を強行しているのです。職場から団結して闘えば安倍とJRの破綻と矛盾は明らかになり、労働者は必ず勝てます。30年にわたる国鉄闘争の前進が、その事を証明しています。
 国鉄分割・民営化絶対反対を貫いて、業務の全面的な外注化を通した非正規職化と闘い団結を守りぬいてきた動労千葉は3月ダイ改と貨物の賃下げ攻撃、そして組織破壊攻撃に対し3波のストライキを構え、闘いぬいています。動労水戸は常磐線延伸による被曝労働強制にストライキで闘い、4年目の3・11で示された「フクシマの怒り」の先頭に立って闘っています。この動労千葉・動労水戸の闘いが国鉄分割・民営化に始まる新自由主義の破綻を暴き、すべての人々の怒りの結集軸となっているのです。怒れる現場労働者の手に労働組合をとりもどす力がここにあります。青年労働者を先頭に、動労神奈川結成に続いて全国に動労総連合をつくろう!

民主労総ストと連帯して

 30年間の国鉄闘争は、10年以上になる国際連帯闘争をつくってきました。韓国・民主労総(80万人)は4月24日からパククネ打倒のゼネストに突入し、5月1日には首都ソウルに総結集で闘おうとしています。
 民主労総と国境を越えて連帯し、3・22春闘大行動から5・1メーデーを職場から闘おう。戦争と原発を止め、カネにまみれ腐りきった安倍政権を絶対に倒そう! 怒りの結集軸となる闘う労働組合を、全国に無数につくり出そう! 3・22春闘大行動への結集を!
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