団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』06頁(2679号06面04)(2015/04/27)


団結ひろば 投稿コーナー

県内初の星野絵画展延べ140人が参加
 長野 野原和典

 4月11〜12日、長野市「もんぜんぷら座」で県内初の星野絵画展を開催し、参加者は延べ140人を超えました。成功に向けて千曲ユニオンを先頭に職場や地域の労組、教会を回りました。街頭では日本共産党・民青と激突しながら、また、信州大学の入学式では『前進』とともにビラをまきました。その数は1カ月間で3千に達し、「もっとビラを作ってもよかった」と青年スタッフから感想が出るほどでした。
 当日は中学生から年配者まで幅広い層が来場。安倍戦争政治への怒り、職場の問題、在日・滞日の人びとをめぐる差別の問題など多岐にわたる議論が巻き起こりました。
 アンケートで寄せられた感想は、「獄壁の彼方の一輪の花が貴方を待っています。Fumiakiko様、お体を大切に」(労働者)、「すべて心のきれいな作品だと感じます。星野さんを今すぐ取り戻そう」(年配者)、「40年間もの獄中生活を送っていても、未来がある明るい絵が素晴らしく、ひきつけられました」(大学生)、「戦争はやっぱりダメですよね」(高校生)、「広島、長崎、福島、沖縄の闘いは星野さんと一体だとわかった。星野さんの絵をみて目覚める人が増えている。仲間にも伝えます」(労働者)。
 また「本当に来てよかった」という農民から多額のカンパが寄せられ、『前進』『愛と革命』を何人もが購入してくれました。星野署名と国鉄署名も多数集まりました。
 スタッフからは、「来場100人の目標を達成した」「初めてビラをまいた。受け取る人は興味津々だった」「青年先頭に主体的に決起した」との感想が出されました。さらに「松本でもやってほしいという声もある。次につなげよう」と意気込みが語られました。

JR東・ルミネの女性蔑視CMに怒り殺到
 東京 坂下徹男

JR東日本グループの駅ビル・ルミネが3月18日から放送したコマーシャルに批判が殺到し、放送中止になった。出勤する女性社員に男性社員が他の女性と比較して容姿をこき下ろした上、君に求められている「需要」は「華」ではなく「仕事」だから大丈夫だという嫌みに対して、言われた女性が鏡に向かって「私も変わらなきゃ」とつぶやき、「ルミネも変わります」というテロップで終わるものだ。
 容姿で女性を分断する団結破壊の扇動を自己の広告にするとはJR東日本の腐敗ぶりを象徴している。CMのタイトルは「働く女性応援スペシャル」。女性を昼も夜も低賃金でこき使ったあげくルミネで化粧品を買って「きれい」にしろというおぞましいCMだ。これが安倍が推進する「女性の活用」の正体だ。
 ルミネが「変わる」とは、3・14ダイ改を突破口にむき出しの地方切り捨て、労組破壊、非正規職化で一層金もうけに走ろうとしているJR東が駅ビル会社の大再編を4月からやるためのイメージ広告だった。このCMがネット上であっという間に炎上し、削除されたことは、JRの策動が社会と相いれないことを示している。JRの青年に怒りが充満している。動労総連合を全国に!

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