国鉄闘争全国運動の本格的発展へ

週刊『前進』08頁(2685号02面02)(2015/06/15)


国鉄闘争全国運動の本格的発展へ


(1)解雇撤回・JR復帰の最高裁判決を
 「解雇撤回・JR復帰の最高裁判決を求める署名」は目標の10万筆を達成しました。6月16日に国鉄闘争全国運動5年間の闘いの節目となる最高裁への提出行動を行います。闘いはいよいよこれからです。署名運動をさらに継続・発展させ、解雇撤回の勝利判決をかちとろう。
●最高裁署名提出行動
6月16日(火)午後3時/最高裁前に集合
(2)国鉄闘争全国運動の本格的発展を
 JRの職場では、鉄道業務すべてを外注化し、ローカル線を切り捨て、労働組合を解体することを狙った国鉄分割・民営化以来の大再編攻撃がはじまっています。鉄道の安全が崩壊しようとしています。動労千葉の外注化粉砕闘争やJR関連労働者組織化の闘い、動労水戸の被曝労働拒否の闘い、動労総連合を全国につくるために奮闘する国鉄労働者の闘いは、労働運動再生に向けた重要な問題提起です。この闘いを支え、全国に広げるために全力で取り組みます。会員拡大をはじめ全国の地域・職場に網の目のように全国運動を組織することが求められています。特に署名10万筆を達成した地平を全国運動の組織的な力、闘いの広がりとして組織していくのはこれから最も重要な課題です。国鉄闘争全国運動の本格的発展をめざして全力で闘います。
(3)新自由主義と対決する新しい労働運動を
 新自由主義政策が生み出した矛盾が社会を崩壊させ、安倍政権は戦争と改憲に向けて突き進んでいます。こうした情勢は、私たちが国鉄分割・民営化反対闘争の旗を守り、闘いを継続させてきたことの持つ意味を新たな光の中で浮き彫りにしています。
 「戦争の現実化」が、総評解散以来の労働運動再編攻撃を再び生み出しています。連合を現代の産業報国会として完成させようとする攻撃です。一方、労働者が置かれた現実は我慢の限界を超えようとしています。「新自由主義と対決する新しい労働運動」を訴えて結成された国鉄闘争全国運動の原点にかえり、当面、今国会での安保関連法案や派遣法改悪、残業代ゼロ法制定阻止の闘いの先頭に立ちます。沖縄で燃え上がる闘いを押し広げよう。「許すな改憲!大行動」が呼びかける1000万署名に取り組もう。
●6・15国会包囲
6月15日(月)午前11時45分/日比谷公園霞門集合
国会前座り込み・終日
●韓国・民主労総ゼネスト連帯!6・28大集会
6月28日(日)午後1時30分/江戸川区総合文化センター大ホール
●安倍をともに倒そう!大集会
7月5日(日)午後1時/ニッショーホール
(4)全国各地から闘う労働運動の復権を
 秋に向けて、昨年に引き続き国鉄闘争全国運動の地域集会を全国各地で呼びかけます。今年の地域集会の焦点は、労働運動の新たな再編・解体攻撃、新自由主義政策の破綻が生み出す社会崩壊情勢と対決し、全国各地から闘う労働運動の復権をめざすことです。昨年の35カ所を超える地域での開催をめざします。
●11・1全国労働者総決起集会
11月1日(日)/日比谷野外音楽堂(予定)
 2015年6月7日
(集会で確認された方針)

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