青年・学生先頭に戦争法粉砕し安倍倒すゼネストから革命へ 7〜8月革共同集会に大結集を

週刊『前進』08頁(2689号02面03)(2015/07/13)


青年・学生先頭に戦争法粉砕し安倍倒すゼネストから革命へ
 7〜8月革共同集会に大結集を


 「安倍をともに倒そう!7・5大集会」の成功は、衆院採決強行絶対阻止の7・15国会包囲大闘争へと発展している。階級的労働運動と学生運動が、帝国主義侵略戦争への怒りを一身に体現して階級闘争の最先端に躍り出る時は今だ。安保国会決戦の激闘のただ中で、青年・学生を先頭に7〜8月革共同政治集会に大結集しよう。

全世界労働者が恐慌と戦争に怒りの反乱

 戦争か革命か。この歴史の分岐点は、同時に現代史の決着点だ。帝国主義・新自由主義、ないしは世界革命の裏切り者であるスターリン主義によって抑えつけられてきた国際プロレタリアートは、21世紀現代に不屈に団結をよみがえらせ、資本の支配の廃絶と労働者階級による権力奪取に向かって力強く歩みを開始している。今こそ世界史的な革命の大チャンスだ。階級的労働運動と深く結合した革命的労働者党を強固に建設しよう。
 歴史の歯車は激しく回転し始めた。上海株の大暴落は中国発の世界金融大恐慌を現実化させるとともに、東アジア、中東、ウクライナの3正面での世界大的戦争の危機を引き寄せている。他方で、7・5ギリシャ国民投票での「緊縮案拒否」の圧勝は、帝国主義支配へのギリシャ労働者階級の渾身(こんしん)の反撃であり決起だ。韓国・民主労総の第2次ゼネストと並んで、「もはや資本主義のもとでは生きていけない!」というプロレタリアートの叫びが実際の反乱となって爆発し始めている。
 世界大恐慌と国際争闘戦の戦争への転化に最も打撃を受け、追い詰められているのが日帝・安倍政権だ。ギリシャ危機と上海株バブル崩壊が直撃し、7月8日の日経平均株価は前日比639円安の大暴落となった。年金基金をもつぎ込んだ詐欺まがいの「アベノミクス」の虚構でかろうじて支配を維持してきた安倍政権は、顔面蒼白(そうはく)になっている。
 戦争法案への怒りの高まりと支持率急落に追い詰められた安倍は、7月6日から5回連続でインターネット生中継番組に出演し、「集団的自衛権行使の新安保法制は家の戸締まりと一緒。これが抑止力であり、備えあれば憂いなし」などと繰り返し、ますます人民の怒りを買っている。
 安倍政権は自らが打倒される現実性を感じ取り、国会での採決強行へとのめりこんでいる。自民党国会対策委員長・佐藤勉は7月7日に、15日からの衆院特別委―本会議で採決を強行する意思をむき出しにした。7・15大闘争が決定的だ。
 職場・キャンパスから国会へ攻め上る闘いは、同時に激しい党派闘争のるつぼだ。日本共産党スターリン主義を始めとする全既成勢力の「自衛戦争容認」論は安保国会決戦への度しがたい裏切りだ。安倍が「朝鮮有事」のための安保法制だと宣言している時に、帝国主義国家の「個別的自衛権」や「自衛戦争」を容認するやからは、必ず愛国主義・排外主義にくみして侵略戦争の先兵となる。それが第1次世界大戦以来の歴史の教訓だ。
 腐りきった資本主義体制そのものを打ち砕く労働者階級の隊列こそ戦争を止め世界史を前進させる。階級的労働運動潮流が多数派に躍り出て、ゼネストへと突き進もう。

プロレタリア国際主義こそ戦争止める力

 帝国主義戦争に対し、いかに闘うべきか。それをレーニンとロシア革命の実践からあらためてつかみとりたい。レーニンは1917年2〜3月の帝政打倒の直後から、帝国主義戦争の階級的本質を明らかにし、第1次世界大戦の惨禍を終わらせるためにはプロレタリアートによる権力奪取が必要だと訴えた(以下、17年4月の『わが国の革命におけるプロレタリアートの任務』から)。
 「戦争の社会的=政治的性格を決定するものは、個々の人物や、グループや、さらには民族の『善意』ではなくて、戦争を遂行している階級の地位、この階級の政治――戦争はこの政治の継続である――、現代社会の支配的な経済力である資本の結びつき、国際資本の帝国主義的性格、……等々である」「戦争は、世界資本の半世紀にわたる発展によって、その無数の糸や結びつきによって、生みだされたものである。資本の権力を倒さなければ、国家権力が別の階級、すなわちプロレタリアートに移らなければ、帝国主義戦争からぬけだすことはできない」「国家権力のプロレタリアートへの移行だけが、戦争の終結を保障することができる。それは、世界的な規模での『戦線』――資本の利益の戦線――の『突破』の始まりとなるであろう。そして、この戦線を突破することによってのみ、プロレタリアートは、人類を戦争の惨禍から救いだし、恒久平和の恩恵を人類に与えることができる」
 そして、革命にとっての最大の武器は「国際連帯」であり、「祖国防衛=自衛戦争」容認論者こそ最悪の害毒だと指弾した。「プロレタリア党が、口さきだけの国際主義に実際の国際主義を、この上なく明瞭、精密、的確に対置することが、ますます切実な義務となっている。……実際の国際主義は一つしか、ただ一つしかない。すなわち、自国内の革命運動と革命的闘争とを発展させるために献身的に活動すること、例外なくすべての国でこれと同じ闘争、これと同じ方針を支持し、ただそれだけを支持することである」「小ブルジョア的な波のもっとも大きな、もっともいちじるしい現われと見るべきものは、革命的祖国防衛主義である。これこそ、ロシア革命のいっそうの進展と成功とにとって最悪の敵である」「革命的祖国防衛主義にほんのわずかでも譲歩することは、……社会主義を裏切るものであり、国際主義を完全に放棄するものである」
 ここに生きた革命の教訓がある。戦争は革命によって止められる。労働者階級は国境をこえて一つだ。民主労総と連帯する7・15国会闘争を爆発させ、世界革命を目指すインターナショナルな革命党を建設しよう。

労組権力奪取し労働者党の強固な建設を

 「プロレタリアートだけが真に革命的な階級である」「ブルジョアジーの没落とプロレタリアートの勝利は、いずれも不可避である」「プロレタリアは、この革命において鉄鎖以外に失うものは何もない。プロレタリアが獲得すべきは全世界である。万国のプロレタリア、団結せよ!」。このマルクス主義の真髄が「戦争と大失業」という資本主義の終わりの中で全世界のプロレタリアートの心を急速につかみ、物質化されてきている。
 7〜8月革共同政治集会を青年・学生のプロレタリア革命への総決起の場としよう。青年・学生は生きていけない現実への怒りと資本への闘いの中で団結を取り戻そう。7・15闘争と革共同政治集会から今夏今秋の安倍打倒の大決戦へ。とりわけ動労千葉採用差別訴訟の6・30最高裁上告棄却の反動を粉砕し、動労総連合を全国に建設しよう。労働組合権力を奪取する闘いに勝利しよう。
 1917年ロシア革命から100年、「未完の世界革命」を貫徹し、21世紀革命をわれとわが手で切り開こう。安保国会粉砕決戦と革共同政治集会をその出発点に!
〔深田力〕
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