国際労働運動 8月号 反原発闘争勝利の路線を提起

週刊『前進』08頁(2689号06面04)(2015/07/13)


国際労働運動 8月号
 反原発闘争勝利の路線を提起


 今年は原発再稼働阻止闘争の勝負時である。安倍は夏から秋にも川内、伊方、高浜原発の再稼働強行を狙っている。核武装・核戦争のためだ。絶対に阻止しよう。さらに安倍は7月中旬にも戦争法案の衆院通過を狙っている。7月決戦で戦争法案を粉砕しよう。
 内容は、全22項目が2頁見開きで、この1年間の反原発闘争の実践を踏まえた内容が展開されている。
 特に強調しているのは、冒頭アピールで「第Ⅰ章は、新たな時代認識のもとでの反原発闘争の路線・方針を提起している」ことである。すなわち「再稼働をめぐる現情勢、核燃料サイクルの狙いと惨状。その上で、日帝の核武装のための再稼働を許さないことが、核戦争を止め核を廃絶する道であること、そのためにゼネストへ向け階級的労働運動と国際連帯闘争を発展させることが勝利の道であることを明らかにしている」という点である。
 続く第Ⅱ章は、福島第一原発の現状、放射能汚染の経緯と現実、甲状腺がんなどの健康被害の実態、国・県による帰還強制の非道さなどを暴き、フクシマの怒りで闘おうと訴えている。
 第Ⅲ章は、動労水戸の被曝労働拒否のストライキの意義を中心に、労働者がつくる新たな時代の到来を提起している。第Ⅳ章は、内部被曝の隠蔽(いんぺい)の歴史を許さず、「ふくしま共同診療所」とともに避難・保養・医療の原則で闘うことを訴えている。
 本誌を武器に、8・6広島―8・9長崎闘争に決起し、夏から秋の原発再稼働を阻止しよう。
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