【速報版2面-2】戦争法と憲法改悪を許さない!東京宣言

週刊『前進』08頁(2689号08面02)(2015/07/13)


【速報版2面-2】
戦争法と憲法改悪を許さない!東京宣言

(写真 東京宣言を読み上げる鈴木達夫弁護士)

(写真 青年・学生が解放的にデモ )


戦争法と憲法改悪を許さない東京宣言
  2015年7月5日
 日本全国・全世界の皆さんへ。
 「命と生活」のために、いま世界中で人々が闘いに立ち上がっています。そして、日本の私たちは、安倍政権による憲法改悪と戦争法を絶対に許さない闘いの真っただ中です。世界で最も危険な右翼軍国主義者と警戒されている日本国首相・安倍晋三。国会は連日万余の人民に包囲され、また安倍は「慰霊の日」の沖縄から怒号の中で追い返されました。私たちは、その安倍政権と人民との日本戦後史の結着をつける闘いに、ゼネストに決起する韓国民主労総80万労働者に限りなく励まされながら突入しています。
(1)戦争放棄の憲法9条を踏みにじり、集団的自衛権行使を認めた閣議決定から1年が経ちました。安倍政権は、国会会期を戦後最長の95日間延長してまで11本の戦争法案の成立をたくらんでいます。
 ときの内閣が「我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃」と認めさえすれば、「憲法9条のもとで許される自衛の措置」と言いながら、自衛隊が地球上どこでも武力行使ができる。しかも、その「他国」とは「北朝鮮以外は排除しない」と岸田外相が国会で答弁し、安倍首相は「朝鮮半島有事も存立危機事態として判断できる」と明言しています。
(2)こうした戦争法を「憲法違反」と明言した憲法学者の国会証言は、安倍政権に痛打を浴びせました。追い込まれた安倍が唯一すがりついているのが、1959年の砂川事件最高裁判決です。田中耕太郎最高裁長官が駐日アメリカ大使と密談を重ね、「駐留軍は違憲」とした東京地裁判決を覆すことを約束して出されたのが、この最高裁判決です。こんなものにすがって戦争法の成立をもくろむ安倍政権は、即刻倒すほかありません。
(3)私たちは、ますます強く何度でも「戦争絶対反対」を叫びます。あの第2次世界大戦で奪われた日本人民310万・アジア人民2000万の命の無念。それを引き継いで戦争責任を問い、生きるために戦後革命に決起した労働者人民。この不退転の思いと闘いが、戦後革命は未完に終わったとはいえ、憲法9条「戦争放棄」を支配者に強制していったのです。
 安倍ら右翼ファシストにとっては、ここにはじまる戦後史は「屈辱、堕落の戦後レジーム」として「脱却」すべきものでしかない。だが、それは戦後社会に生きてきた人民の「命と生活」の価値観と真っ向から衝突する。ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ・沖縄の苦しみと怒り、1947年2・1ゼネスト敗北を乗り越えようと苦闘し続ける労働者階級の誇りがあります。まさしく「安倍と資本家のために死んでたまるか!」です。
 戦後最大の労働者攻撃であった新自由主義による国鉄分割・民営化をストライキで打ち破った動労千葉は、団結を強化し、今や外注化・民営化と安全破壊に真っ向から立ち向かっています。また動労水戸は、福島第一原発事故の放射能被曝列車運行をストライキで阻止し、地域住民・原発労働者の決起を生みだそうとしています。
(4)ギリシャをはじめ世界を覆う大恐慌はいよいよ深まり、ウクライナ・中東・東アジアから世界戦争・核戦争の危機が迫っています。
 韓国の民主労総が、パククネ政権打倒の第2次ゼネストを7月15日に決行すると発表しました。アメリカ・ヨーロッパ人民の闘いも沸騰しています。次の2点をすべての皆さんと確認したい。
 ひとつは、戦争は、一握りの支配階級の利益のためだけに行われるということ。そしてこの戦争を止めることができるのは、労働者階級人民であること。職場で闘い、団結をつくり、労働運動をよみがえらせよう。そして大学キャンパスから自治会旗のもとに学生は団結し、戦争絶対反対の先頭に立とう。
 もうひとつは、「自国政府打倒」の国際連帯。労働者人民は世界的に一つです。国境も領土も存在しません。排外主義と国益主義に打ち勝って、人民を殺し殺される関係に追い込む自分の国の政府を、それぞれで倒す。日・米・韓の労働者人民の連帯、とりわけ韓国民主労総との連帯が決定的です。
(5)自民党は、来年の参議院選挙を経て、明文改憲の第1回国民投票として「緊急事態条項」新設案を出すと言っています。政局は激動していますが、安倍政権と私たちとの未来をかけた決戦はすでに始まっています。
 桜井よしこや葛西敬之(JR東海名誉会長)らが「美しい日本の憲法1000万人賛同署名」運動を進めています。また、自民党青年局が300万枚のビラを用意して「二度と戦争を起こさないための抑止力」などと叫んで一斉に街頭に出ましたが、大勢の人々が包囲して退散させてしまいました。
 私たちは、次の3本のスローガンの下に「戦争絶対反対! 許すな改憲! 1000万人署名運動」を始めます。改憲絶対反対の声が職場と街頭にあふれる状況をつくりましょう。
 ◎沖縄・福島の怒りとともに、安倍政権を倒そう!
 ◎労働運動をよみがえらせ、憲法改悪を阻もう!
 ◎国境を越えた人々の連帯で、戦争を阻止しよう!
 民主労総の第2次ゼネストと連帯し、戦争法案を阻止する7・15国会闘争に全力で決起し、7月国会決戦を闘い抜こう。そして安倍を迎え撃つ8・6ヒロシマ―8・9ナガサキ闘争、「70年安倍談話」粉砕の8・15闘争をともに闘おう。

「7・1閣議決定」一周年 改憲・戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!大集会

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