沖縄 与儀公園に2500人 ゼネストの訴えに大反響

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週刊『前進』06頁(2696号04面03)(2015/09/07)


沖縄
 与儀公園に2500人
 ゼネストの訴えに大反響

(写真 戦争法と辺野古新基地建設を進める安倍に怒りのシュプレヒコール【8月30日 那覇市】)

 8月30日、那覇市で「戦争法案廃案! 辺野古新基地建設断念! 安倍政権退陣! 8・30沖縄大行動」が全国百万人の一斉行動の一環として闘われた。会場の与儀公園には2500人が結集した。「復帰」闘争=70年安保・沖縄闘争や5・15平和行進など、沖縄の数々の闘いの舞台となった同公園で大規模な集会が開催されるのは十数年ぶりのことだ。参加者は「沖縄の闘いが安保関連法案との闘いの先駆けだ」という自信と誇りを持って結集した。
 沖縄労組交流センターと全学連は「戦争法と一体の基地労働者への総非正規職化攻撃と闘い、ゼネストで安倍打倒を」と訴えるビラを配った。用意したビラはあっという間に受け取られた。ビラを見た労働者は「ゼネストか、懐かしい。(2・4ゼネストは)一度つぶされたんだ」と悔しさをにじませた。
 学者、宗教者や女性の発言を受け、デモに出発した。デモは国際通りを通って県庁前広場まで。沿道やアパートの窓、店舗の中から多くの人たちが手を振り、戦争法案への怒りを表明した。
 9月5日には辺野古現地での5度目の県民大会が呼びかけられている。9月国会・国鉄決戦と一体で沖縄全島ゼネストへの新たな挑戦を開始しよう!
(沖縄・M)
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